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『成幸の法則2022』4.5
人間にとって大事なことは、学歴とかそんなものではない。他人から愛され、協力してもらえるような徳を積むことではないだろうか。そして、そういう人間を育てようとする精神なのではないだろうか。
<本田宗一郎>
成人年齢が18歳になりましたね。
今年度から、18歳から大人として様々な法律が整備され、世の中も大人として独り立ちするよう促すことでしょう。
自分自身の昔を思い出してみても、まだまだ幼い18歳が、大人としての「責任」を、問われることになるのです。
まして成人となると、もっと違和感があります。
なぜなら、成人とは「人と成る」と書きます。人に成るのは、一律に18歳ということではないからです。
本当に人として成熟するには、もちろん経験とそれに伴う時間が必要です。
私は自分の人生を振り返り、30歳辺りでようやく大人に成れた氣がします。
先ず成人として大切なことは、先程も書きましたが、「自分の『責任』で生きる」ということでしょう。
この「責任」というワードを本当に感じながら生きていくことが大人の条件です。
そうなると、ほとんどの18歳がまだまだ親がかりで、依存から抜けられていないのが日本の現状。
だからこそ、周りの大人が口先だけの説教ではなく、大人としての「責任」を姿勢で示すということもまた「責任」なのです。
人間は動物と神仏の中間に存在しているから、人間と「間」という字を書きます。
私たちは、動物的な面と神仏の面の両面持って生まれてきています。
その私たち「人間」というものが、どちらの方を向いて努力をするか。
動物の方に向かって努力をするか、神や仏の方に向かって努力をするかによって、同じ人間でも全く違った人生になります。
私たちは、この世に生まれ落ちた時には大きな差はありません。
その後どんな学びをするかで人生が大きく変わります。
大人が大人の姿勢を見せること。この責任を果たす大人が増えれば人生に学び愛の状況が多数生まれます。
改めて「人と成る」ことに、意識を払いましょう。
己を磨き、徳を高め、他に良き影響を及ぼすことができる人として生きたいものです。
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※シェア元は私のメンター
成幸コンシェルジュ
”見る人を幸せにする” 人見幸男先生です
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