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『成幸の法則2022』4.3
一葉(いちよう)落ちて天下の秋を知る。
<淮南子(えなんじ)>
この言葉の意味は、
「落ち葉が一枚落ちるのを見て、秋がくるのを察するように、わずかな前兆から、その後に起こる大事(衰亡)を察知する」
ということです。
それはつまり、その人のちょっとした姿を見れば、その後のその人物の盛衰がわかるということ。
「小さなことに対する態度は、大きなことに対する態度も決める」のです。
いわゆる「ドミノ効果」というもので、小さなことを放置しておくと、いずれ大きな衰亡に繋がるという戒めです。
特に氣をつけたいのが習慣です。
運転時にシートベルトをしない人がいますが、すぐそこだから大丈夫とたかをくくれば、一旦事故に遭った時に大怪我につながります。
運転中に携帯で話す人、運転中にLINEをする人、みな同様です。
しっかり予定を立てずにその日を過ごす人。
ついつい食べすぎる人。
クレジットカードを使い過ぎる人。
これら全てが、「落ち葉が一枚落ちる」様子に等しいのです。
私たちの尊敬する、マザーテレサもこう言っています。
思考に氣をつけなさい、それはいつか言葉になるから。
言葉に氣をつけなさい、それはいつか行動になるから。
行動に氣をつけなさい、それはいつか習慣になるから。
習慣に氣をつけなさい、それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。
つまり、日頃考えていることや思っていることが幸動になり、それがやがて運命に影響するということです。
私たちは日頃、ほとんど考えることなく身につけたパターンで動いています。
脳は省エネを理想とするからですが、それが成幸の妨げになっては本末転倒です。
小さなことをゆるがせにしない人こそが、真の成幸を掴めるのですから。
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※シェア元は私のメンター
成幸コンシェルジュ
”見る人を幸せにする” 人見幸男先生です
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