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予想外の出来事を楽しむ

桜が散り、これから益々暖かくなると思いきや、今日は小雨がちらつきうっすら寒さも感じますね。

皆さんは喜怒哀楽といった感情・情動はどうやって発生するかご存知ですか?

ずばり「予想外」です。

喜びも怒りも悲しみも楽しいと思うことも全て「予想外」の出来事によって起こる感情です。
私にとって、今日の肌寒さは予想外!
そんな時、ちょっとイラっとするわけです。

では、買った宝くじが当たらなかったら皆さんはどうしますか?
そこで怒る人がいないのは、宝くじは大抵当たらないものだからです(笑)。
しかし、その宝くじがあたったら、大喜びすると思います。
予想外だったからです。

もう一つ例えをあげると、いつも買い物に行くスーパーに夕飯の買い物に出かけたら、臨時休業でした。
こんな時は予想外の出来事にイライラっと怒る人や目標を妨げられたことで悲しむ人がいるでしょう。

予想外の状況によって、人の情動が動かされるのです。
その「予想外」が自分に取って好ましいことならば喜び、好ましくないことならば怒りや悲しみになります。

子育ては、予想外の連続です。
大人の発想や常識とは全く違うことを子供は平気でやってしまいます。
スリッパは「履くもの」というのは当たり前です。
しかし、頭の上にのせたら予想外です。
思わず笑ってしまいます。
玄関にあったスリッパが食卓の上にあったら予想外です。
だから「こんな所におかないで!」と怒りたくなるのです。

その予想外を好むのか、好まないのか。その違いが、喜怒哀楽の違いに繋がります。
しかし、人によっては同じシチュエーションでも喜怒哀楽の表現が様々です。

スリッパの例えでも、頭の上にスリッパがあることを笑って楽しむ人もいれば、怒る人もいます。
卓上にスリッパがあっても、怒る人もいれば「なんでこんな所にあるの?」と笑ってしまう人もいるでしょう。

育ってきた環境やパーソナリティによって、予想外の出来事への対応が変わるのです。
物の用途などが身につき、知能が発達してきた子どもは、あえて違う使い方をして大人の反応をみます。
時にはママやパパに笑ってほしくてわざと行うこともあるんです。

子どもが予想外の事をした時に、いつも怒っていたら・・・
子どもは予想外の出来事に遭遇した時に、怒る子に成長します。
予想外の出来事に、笑ったり楽しく受け答えをしていれば、子ども自身も予想外の出来事が起きたとしても、それを楽しむ余裕がうまれます。

「「怒り」の7割は、実は全く怒る必要がないもの」とある本に書いてありました。
まさに、予想外の出来事に怒るか楽しむかの差なのだそうです。(残りの3割は、まっとうな理由で怒るべきものの事が多いそうです。)

人生は予想外の連続です。
その予想外をしっかりと意識することによって、自分の足元(土台)が見えてくると思います。
ぜひ我が子には「予想外」を楽しむ余裕を送らせあげたいものです。
そのための一歩として、子どもが「予想外」のことをした時に、ただ怒ったり怒鳴ったりするのではなく、笑って楽しんだり、なぜそんな想定外な行動をしたのかを考えて話し合ってみてもいいのかもしれません。


子どもが予想外の事をした時、ぜひ怒る以外の感情表現をしてみてください。
※命にかかわるような危険なことだった場合はキチンと諭し、注意してください(o^^o)


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