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グローバルな人材として大切なこと

グローバル人材として大切なことはなんでしょうか?

語学力(英語)はもちろんですが、それよりもまず自分が誰か知っていること、そしてそれを表現できることが何よりも大切です。
日本で日本人だけの中で育つと、同じ文化、同じ価値観が共有されるため、子供たちが「自分が誰か」など意識することはほとんどありません。
まして、それを表現することなど皆無でしょう。
“空気”を読んで行動するのが最も賢い生き方になり、そこから外れることがタブーとされるのが現在の日本かもしれません。

しかし、グローバル社会、多文化共生社会には“空気”など存在しません。
徹底的に自分のこと(日本人であること)、そしてその価値観(何のために生きているのか)、アイデンティティーやミッションを話していかないと、相手には何も伝わりませんし、相手にされません。

帰国子女の友人や、留学した友人から話を聞くと、まず「自分自身の日本文化への理解の浅さに問題を感じるようになった」と言います。
周りから見れば日本の代表者ですので、日本という国や文化全般について様々な質問を日々受けるものの、
「相手が求めているレベルでは答えることができなかった」と言うのです。

彼らは自国の文化を深く理解した上で、同じレベルで日本文化を知りたいと思い質問しているのに、彼らと同等のレベルで日本という国や文化について語ることができなかったのです。
対等な関係を築くには、お互いが同じレベルで相手を理解しようと歩みよることから始まるのに、自国の文化を深く知らないと、相手からの質問にも答えることができない上に、相手の文化も本当の意味で深く知ろうとすることができない。
これでは、異国の人と本質的な人間関係を築くことができず、真の意味での国際人になることはできないと強く感じたそうです。

【日本の伝統文化離れ】
昨今、日本人の伝統文化離れを危惧する声がいたるところで聞かれます。
それは、歌舞伎や能といった伝統芸能であったり、畳や着物や和食などの衣食住に関わるものであったり、神社仏閣など様々です。
ユネスコの無形文化遺産に「和食」が指定されましたが、お米の消費量がパンの消費量を下回り、30代以下の3人に1人が「お節料理を食べたことがない」という状況に危機を感じている人も多いようです。

もしかすると、皆さんの中にも日本の伝統文化をほとんど取り入れていない方がいらっしゃるかもしれませんね(笑)。

残念なことに海外からは、「日本が誇れるのはオタク文化だけ」などと言われてしまっています。
お子さんが外国人に接したときに、日本の風習や習わし、伝統文化を伝えることが出来れば、相手はより日本を、そしてお子さん自身を理解しようとしてくれます。
それこそが、まさにこれから必要となるグローバル人材ではないでしょうか?

ぜひ、お子さんが国際社会でも活躍できる人材となるべく、日本の文化についてお話をし、経験をさせてあげましょう。


年末、年始は「日本」を感じる風習がまだ色濃く残っています。大掃除、年越しそば、お節料理、年賀状、お年玉、コマ、毬つき、凧揚げ、羽子板、初詣、書初め、、、などなど何でも構いません。
また、3月4月も卒業式や入学式といった行事がありますね!
コロナ禍ですが、お花見も日本ならではの行事ではないでしょうか?

そして、それを行う中で、所以やパパママの思い出などをお子さんに聞かせてあげてください╰(*´︶`*)╯♡


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