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カンを鍛える

【本当に危険なことは、出来るだけ早く体験させる】

ある小学校6年生の男の子が、学校で火のいたずらをするという事件が起こったことがあります。
あわや火事ということにでもなれば大問題になったところですが、その子がいたずらをした理由というのが、
「理科の実験で生まれて初めてマッチで火をつけ、それが面白かったのでマッチで遊んだ」というのです。
つまり、6年生になるまで、全く「マッチ体験」をしたことがなかったのです。

日常生活の中で、料理も、お風呂も、ガスやオール電化で直火を使うことはなくなり、仏壇でお線香に火をつけることもないため、経験を積めないというのも無理はありません。
それに輪をかけ、「危ないから子供は触ってはいけません」という注意や、親が何もかもやってしまう”配慮”が子供の経験を奪っているのも事実です。      
                             
このようなマッチ体験不足に限らず、生活上の“基礎体験”のかけている子どもが昨今増えているそうです。
基礎体験不足の子供に共通して言えるのは、総じて「カンが鈍い」ということです。

例えば、木登りをして落ちた経験がある子供なら、「あの枝にはつかまれない。つかまれば折れる」ということがつかまらなくとも分かるのですが、“カン”の無い子にはそれが出来ません。
親と相撲ごっこや、お友達との取っ組み合いのケンカをしたことがあれば、「これ以上押したら痛い。ここらへんでやめないと」ということが自然と分かるのです。

こうした“カン”を鍛えることは、子供が「自分の将来の生活に対して自信を持つ」ことにもつながります。
特に、都会では生活が便利になりすぎ、生活力や生命力に乏しいと言われています。
親が生命にかかわるような事故にならないように気配りをしながらも、積極的に基礎体験を積む機会を与えてあげることが大切ですね。


マッチの体験でしたら、年中~年長さんになれば充分に可能です。(親が一緒にやることが前提です)
2~3歳のうちは、親がおこなう姿を見せるだけで充分です。
他にも、釘と金槌、杵と臼、木登り、相撲、乗用玩具、などなど何でも構いませんので、ママやパパと一緒にいる時だからこそ経験させて、カンを鍛えてあげてください╰(*´︶`*)╯♡

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