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【江戸の誘惑】桜といえば「さくら鍋」

【江戸の誘惑】第一五二号 2022.03.23
辛丑 二月二十一日 宵月

二十四節気:春分しゅんぶん(3/21~4/4)
七十二候:初侯:雀始巣(すずめはじめてすくう)
 雀が巣を作り始める時期です。

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春分。
昼と夜の長さが同じになる日。
今年は3月21日。
春分の日の三日前が彼岸の入り。
そして、前後7日間が彼岸です。

本来、「彼岸」といえば春の彼岸のことで、
秋の彼岸は「秋彼岸」「あとの彼岸」というだそうな。

彼岸は日本独特の行事だそうで、
阿弥陀仏の極楽浄土ある西方にあるとされているため、
真西に太陽が沈む春分の日、秋分の日は
夕日が極楽浄土への道しるべとなると考えられたのです。
夕日の道が極楽浄土にいる先祖と繋いでくれる。
そう考えたのですね。

東京はちょうどお彼岸に桜が開花しました。
開花したと思ったら雪が。

まさに、花冷え。

満開にはまだ時間がかかりそうです。
満開のさくら、待ち遠しいようなまだ待って欲しいような。

今時分は入学試験の合否通知が届く頃でもありますね。
私は地元から離れた大学を受験したので
合否通知は電報を頼んで、見には行きませんでした。

届いた通知は「お茶香る」でした。
ゆかしい、懐かしい思い出です。

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さくら。

さくらといえば「桜鍋」。

3月27日開催の「吉原を歩く」の締めくくりは「桜鍋 中江」です。
中江さんは日本堤、吉原大門の手前にある桜鍋専門店です。

創業明治38年。
現在の建物は大正12年の間東大震災の翌年に建てられた木造で
現在は文化庁指定の「有形文化財」となっています。

その中江さんの2階で四代目ご主人のお話を
伺いながら、鍋をつつきましょう。
日本酒もおすすめです。
吉原と桜鍋の関わりはレクチャーでお話することにします。

■3月27日17時から吉原の桜なべ中江さんで懇親会をご用意しています。
中江さんでのお食事はお飲物もついて16,500円(税込)。

※懇親会のチケットはこちら
https://bit.ly/3Bk7uVP
懇親会だけの参加もOKです。
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桜鍋は東京の郷土料理です。
桜肉を味噌を溶いた鉄鍋でくつくつ。
一緒にいただく葱、麩も美味しいですよ。

馬肉を「桜」というのには諸説ありますが、
肉(四つ脚)を食べてはいけなかった江戸時代、
猪肉を「牡丹」、鹿肉を「紅葉」と称したので
馬は桜になったのではないかというのが私としては気に入っています。

牡丹も紅葉も、もちろん花札からの連想です。
蝶に牡丹→獅子→猪肉(しし肉)
鹿に紅葉、これはそのままですね。
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「吉原を歩く」のオンラインレクチャーは本日18:30から。
zoomです。
録画視聴もできるようにご用意します。

「吉原を歩く」のチケットを購入いただいている方には
同じチケットでご参加いただけます。
時間が合わないー、という方のために録画視聴もご用意します。
当日までにご覧ください。

そして、ご要望にお応えして。
事前レクチャーのみの参加チケットもご用意しました。
当日は参加できないけど、吉原を知りたいという方は
ご参加ください。
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■オンラインレクチャー吉原を歩く
3月23日(水)18:30-20:00
zoomミーティング
参加費 2,750円(税込)
ご案内:芸者ふみ香

※チケットはこちらから
https://bit.ly/3wlRHpe
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■吉原を歩く
3月27日(日)15:00-17:00

15時に集合。
江戸時代の吉原通いの道筋を辿って、山谷堀から歩き始めます。
日本堤から衣紋坂を通って吉原大門へ。

参加費 5,500円(税込)
定員20名
ご案内:芸者ふみ香

チケットはこちら
https://bit.ly/3gKRL90

17時から吉原の桜なべ中江さんで懇親会をご用意しています。
中江さんでのお食事はお飲物もついて16,500円(税込)。

※懇親会のチケットはこちら
https://bit.ly/3Bk7uVP
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「日本を知る、江戸に遊ぶ」をテーマにつらつらとお話ししたいと思っております。

そうそう、以前書いていたブログ「美しく年齢を重ねるための習慣」も
たいして書いてはいないのですが今だに読んでくださっている方がいらっしゃるので、
ここに書いていたようなことも話題にしてみようと思っています。
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本日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。
多くの方に支えられて過ごす、この一日に感謝して本日の「江戸の誘惑」をお届けします。

塩見文枝
一春本ふみ香
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