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🌆 空の色 🌆


🌆 空の色 🌆

自称 カラーコンサルタント
他称 カルチャーリーダー
満月まい(みつづきまい)です


今日はあたたかかったですね
20度超えで現在も17度あります
明日も20度超えなので今夜はあったかいです

ちょっと近場へお出掛けして空を眺めたら灰色
湿度も90%以上あり、じめっと暑かったです

実際に空の色は太陽の光に関係があります
太陽の光をプリズムに通すと虹のような色の帯ができます
(光を「分光」するといいます)

太陽の光は白に近い色(白光色)をしていますが
虹の7色(赤色、橙色、黄色、緑色、青色、藍色、紫色)が混ざり合ってできています
(「複合光」といいます)

それぞれの光は
波長が短かったり(短波長)
波長が長かったり(長波長)
その波長の長さの違いが実は空の色と関係しているのです

目に見える光の色の中(可視光線)で
青色が一番短く、赤色の波長が一番長くなっています

可視光線より波長が長くなると「赤外線」(IRインフラレッド)
短くなると「紫外線」となります(UVウルトラバイオレット)

では空が青いのはどうしてでしょうか?
大気中には水蒸気やチリやゴミといったたくさんの粒子が舞っていま
太陽の光はそれらの粒子にぶつかると屈折して四方八方へ光を放ちます(光の散乱現象)

波長の短い青い光は、波長の長い光に比べて粒子にぶつかる確率が高く
散乱の強さは波長の4乗に反比例する性質があることから波長の長い青色は散乱を起こしやすく空いっぱいに広がりま
その結果として空は青く見えるのです

夕焼けが赤いのはどうして?

光を放つ太陽から遠ざかることによって青色は目に届く範囲外の遠い場所で散乱しきってしまい見えにくくなります
青い光に比べると赤い光はほとんど散乱されることなくまっすぐ届きます
結果として空は赤色に見えるという仕組みなんですね。


今日は空を見上げたら灰色(曇り)でしたが
夕方の空は薄っすら赤かったのでした

また明日

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