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子どもお料理教室「生きる力」
なんだかわかりませんがあっというまに3月も中旬。
なんなんでしょうねえ このスピード感。
毎年 このシーズンになると「高校を卒業して家を出る息子(娘に)お料理を教えてあげてほしい。」とのご要望や依頼があります。
「いつ発たれますか?」
「2週間後です。」
「〇日はおみえになれますか?」
「その日は、引っ越しの準備で都合悪いです。」
「〇日はいかがですか?」
「その日とお友達と約束があるようです。」
そんな感じでお互い忙しいスケジュールをすり合わせ1~2回
簡単時短お料理をお伝えする。
う~、もっとちゃんと使いまわしのきくメニューを教えてあげたいよ~~~
という無念な想いとともに、ひとり暮らしに送り出します。
「もうちょっと早くからお料理覚えてもらえば 一人暮らしに役立つのになあ。」と想うのですが、
3月合格発表が終わるまでは一人暮らしの食事のことなどあたまがまわらないのだということを私は昨年 娘の受験を体験して実感しました。
せめて高2から月1で
いやいや 部活などやっていて週末つぶれることもあることをかんがえると高1から
いやいや もっと早くからでもいーんじゃないの?
しかし中学生は高校生以上に部活部活の毎日。。。
というは小学生のうちから習い事としてお料理を覚えてもらう!
しかし今時 小学生の口癖も「忙しい!」
おいおい どうーなっちゃうの日本人。
ってかくいう私もめっちゃ「忙しい毎日」で心をなくしまくっています。
やれやれ。
そこで習い事がなさそうな日曜日の午後から夕方6時まで半日がっつりお料理教室!
グループ学習では意味がありませんよ~。
一人一鍋セット人熱源ですべての工程を一人でやる。
大人数なんて教えきれませんよ~。
限定4人
野菜の皮をむいたり 切ったり
重たいおなべをもったり
火をつけたり消したり、
ごはん、おみそしる、おかず 全部ひとりで作り上げる。
条件は、
・小学校3年生以上
・シバノのお鍋を買ってもらいマイ鍋を持って参加すること!
(親御さんも本気です。(;^_^A)もちろんもっていらしたかたも、分割で買われる方もいます)
さてさて昨日はその子供お料理教室「生きる力」の日でした。
それぞれの子どもたちがシバノのマイ鍋(ミニネオと、ベーカー)を持ってえみりんちにあつまります。
ミニネオもベーカーも金属の中では軽いアルミのお鍋ですが鋳物鍋ですので子どもたちにはまだまだ重い。
それをよいしょ よいしょ えっちら ほっちら 運んで日曜日の午後 えみりんちにあつまります。
何をやるかって?
昨年は、たくさんの簡単時短メニューを時間いっぱいまで作ってもらい、
作ったメニューの材料を持ち帰ってもらい
自宅に帰り家族のためにまた作る。
地獄のスパルタお料理教室と有名に!
でも 子供ら楽しんでやるんですよね~。
自宅に帰って同じメニューですよ。
お母さんが大喜びするから
兄弟姉妹が「おいしい!」っていうから
誇らしげにやるんですよ。
素直ですね。
ですが、時間内に早くたくさん作るより
こんなに目がキラキラと輝いている
可能性 才能 希望あふれる子供たちと一緒にすごすなら
簡単時短料理よりもっと伝えたいこと 一緒にやりたいことがあるんじゃないかなあと想うようになりました。
今年は 一変
もちろんお料理はします。
毎回 炊飯
あとは畑でとってきた野菜をつかって。
自分で採り上げて 土を落とし 外葉を取り除き 洗って まな板の上まで持ってくる。
それで1時間かかります。
畑に野菜も植えます。
畑仕事や野菜の下処理、残飯の穴掘り、お鍋のメンテナンス、すべて自分でやります。
昨日はベーカーで白菜の外葉(いつもは捨てる部分)を使ってお好み焼きをつくりました。
畑で取り上げた白菜「外側の固そうな葉っぱはとってね~」というと外側のゴワゴワした葉を採って捨てる子どもたち
「はーい では今 捨てた葉っぱを持ち帰ってお好み焼きを作るから拾って~」
「え~~~!!これで!?」
畑で働き 野菜をとってきて 食事を作る。
玄米を自分で精米して洗って炊飯。
米ぬかもおやつにして
全部食べる。
夕方 捨てる部分の外葉で作ったお好み焼きをほおばり
「めっちゃうめ~~~!」
「ええええ?お母さんのよりおいし~~~!!」
残ったら家族のお土産に。
そして白菜のおいしい部分もお土産に。
せっかく掘った残飯を入れるための穴、
今日は入れるものがありませんでした。
昔は当たり前だったそんなことを
子どもたちと一緒に学んでいます。
高校卒業してお家を出るときに使い慣れたシバノのお鍋とレシピとともに送り出す。
シバノのお鍋のヒドロナリウムは特別なアルミ合金
熱伝導がよく
頑強で
そしてなんとも温かい。
子どもたちが家を出ること
結婚すること
子どもをもってまたその子たちがお鍋をもって家を出ること
そんな先を見据えたお料理教室「生きる力」
毎月1度 限定4名
昨日はみんなで畑仕事をしていたらヨモギが生えていて
「ヨモギが大好き!ヨモギ餅が食べたい!」とリクエスト
来月は急遽 ヨモギ餅をみんなで作ることに
鍋 関係ねー。
「簡単時短、でもおいしい」の理由は鍋にアリ!
丈夫で長持ち鋳物のお鍋。
ぜひぜひショールームで手に取ってご覧ください。
ただいま 開店しております。
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お鍋について金属から学ぶ座学がおもしろい!
デモンストレーションで使い方マスター!
キッチン用品小物まで!
本物と出会えるお店、
シバノキッチンTOMITSUKAへレッツゴー!
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【シバノキッチンTOMITSUKA】
場 所: 浜松市中区富塚町2387番地
o p e n: 月~金 10時~16時
駐車場: 建物1階シャッター前