誰もが「自分の夢・目標を叶えたい」と思っているはずです。
「そんなことはない。夢なんかない」という人もいますが、心の奥底では、理想の世界を描いています。
その心の奥底に隠れているビジョンを見える形で引っ張り出すことができれば、皆さんが本当に望む世界(ビジョン)の実現に大きく近づきます。
今回は、「ビジョンの見える化」について書きました。



(1) ほしいものリストの作成

まず、「自分が欲しいもの」について、単語帳カードに書き出します。
心の奥底(=潜在意識)に隠れているものを出すには、
潜在意識を活発にさせるといいです。
「潜在意識から出す」ということは、「頭(顕在意識)で考えないで出す」
ということです。

「頭で考えない」方法は、以下があります。

1.寝る前
　　寝る前は、潜在意識への扉が開きがちになりますが、
　　ウトウトしながら書き出すことはできませんので、
　　別の方法を考える必要があります。
2.朝起きてすぐ
　　このタイミングでも、潜在意識がアクティブになっていますが、
　　ただ、眠くてなかなかスピーディーに書けないのと、
　　潜在意識がアクティブになるのが朝起きて約5分間なので、
　　1回に書きだす量が限られてしまい、全部出し切るのに時間がかかってしまいます。

3.体を動かす
　　この方法は非常に有効です。
　　「頭で考えることを停止させる」ことができます。
　　具体的には、
　　　①足を動かす　
　　　②声を出す
　　　③踊る
　　をすれば、潜在意識がかなり活発になります。
　　
なので、事前に声を出しながら体を動かして、
足を動かしながら、浮かんだものを書き出す
という流れになります。　　

書き出す上で注意点があります。
それは、同じことが頭に浮かんでも気にせず書き出すことです。
「同じものが出てきた。違うものを出さないと」と思うと、
頭で考えるようになっていましますので。
心の奥底にあるものを出すには、潜在意識の働きを止めないことが大事です。



(2) 書いたものを分類する

次に、欲しいものを書き出したカードを
以下のジャンルで分類します。
　仕事
　人間関係
　家庭
　プライベート
　その他

私は、プライベートが圧倒的に多かったですが…



それぞれのジャンルのトップ３をピックアップ
分類が終わったら、それぞれのジャンルのトップ3のカードを選択します。
選択方法は、ズバリ直感です！
損得などの計算はNGです。



(3) ビジョンボードの作成

選択されたトップ３のカードを基に、
ビジョンボードを作成します。。
手順は以下です。
1.ビジョンボードにカード配置
　レイアウトも直感でいいです。

2.フレーズを丸で囲む
　　フレーズのそばに、イラストや写真を添えるのもOKです。
　　よりイメージしやすくなります。

3.それぞれを全て線で結ぶ
　線は、黄色のマーカーで結ぶのがお勧めです。
　文字が見えなくなるのを防ぎます。
　時折他の色のマーカーで結び、アクセントをつけるといいでしょう。

4.結んだ線のキーワードを書き出す
　それぞれの欲しいものは、一見関係ないように見えて、
　つながっています。
　つながりをキーワードを線上に書き込みます。

これでビジョンボードは完成です。



(4) まとめ

我々は、何かを実現させたいと思う時、
「とにかく収入を上げる」など、具体的な行動を最初に考えがちです。
そうではなく、まずはビジョンを明確にすることです。

家を建てる時に、いきなり柱を組み立てたりはしませんよね！？
まず、完成図を書きますよね。

それと同じで、理想を実現させるには、まずはビジョン（完成図）を明確にしましょう。