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知っ得!!バッテリー上がりのお助け手順!
夏本番、夏真っ盛りに人1倍熱い拙者がサマーバケーション中に起こる「出先に起こる車のトラブル」のTOP3にランクインする「バッテリー上がり」についてお話し致す。
そもそもバッテリーとは「車の電池」的な物で、長い期間放置したり、長い期間使っていてもダメになる典型的な消耗品です。
車の乗り方でもバッテリーの寿命は変化する気分屋さんと言っても過言ではないかと。
そしてこの気分屋さんは、ある日突然謀反を起こして車のエンジンを掛けさせてくれません。
謀反の要因としては、お買い物とかの所謂短距離のチョイ乗りが多い、車の放置期間が長い、エアコンやライトで大量に電力消費をしているなどなど…バッテリーは知らないうちにやる気という名の電力を失っています。
やる気が無くなるとバッテリーは電力が足らず、出先であろうが自宅だろうが車のエンジンはかかりません。
単純にバッテリーが元気じゃないと車で出掛けるのは不可能なんです。
そんな緊急時に都合良く新品バッテリーが空から降ってきたら良いのですが(危なすぎ)なかなかそんな事はありませんので、身近な車からブースターケーブルを使って電力を分けてもらい、エンジンをかける手段があります。
ロードサービスを呼ぶのが早いんじゃない?って思った方…
大正解です!極論、それが良いです!
ただ、意外とサマーバケーション中って皆がサマーバケーションしていて人員不足、そして意外と同じタイミングの違う場所で今日も誰かがバッテリー上がりを起こしているんです。
なのでブースターケーブルと温情で早々にエンジンを掛けてしまいます。
やっと手順の話になりますw
ここからは番号で。
1・バッテリーが上がっている方の車のバッテリー端子「+」にケーブルを取り付ける。
2・電力を与える側の車のバッテリー端子「+」に1からのケーブルを繋げる。
これで「+」と「+」が一本のケーブルで繋がりました。
3・電力を与える側の車のバッテリー端子「−」にケーブルを取り付ける。
4・バッテリーが上がっている車のボディーやエンジンの金物のボルトもしくはハンガーにケーブルを繋げる。
ここで4は難易度がグッと上がりますが、厳密に言うと「−」端子でも構いません。ただ気を付けて欲しいのが3と4を繋いだ瞬間にパチっと火花が飛ぶ事があるので、バッテリーから出ているガスに着火する可能性がありますのでくれぐれもご注意を。なのでバッテリーから遠いところで「−」を繋げて危険性を無くすお話となります。
※「+は+」に、「−は−」に繋がります。
5・電力を与える側の車のエンジンを掛けてアクセルを吹かし、上がったバッテリーにエナジーを少しだけ送る。
6・いただいたエナジーと電力でセルモーターを回してエンジンを掛ける
7・エンジンが掛かったら感謝の言葉を!
8・取り付けたケーブルを4→3→2→1の順に外す。
9・時間に余裕があるなら車用品店やディーラーに直行!!
エンジンが掛かったら、ここに至るまでエンジンを掛け続けないと再度バッテリー上りになる可能性があります。
こんな感じです。
これは一般的な車のバッテリー上がりのお助け手順なので現行車、ハイブリッドカー、EVとかだと勝手が違いますので、万が一に備えてお出かけ前に点検をしてください。
せっかくなのでオイルや冷却水、タイヤの空気圧も見てもらいましょう。
可能であればブースターケーブルは買っておいて車に積んでおいても良いかも知れません。
もしかしたら、これを読んだアナタが電力を与えるお助け部隊になるかも知れませんから!
素敵な1日は車とともに。