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メールマガジン バックナンバー
叱り方、褒め方のコツ
子どもが大きくなるにつれ、褒めることだけでなく、叱ることも当然しなければならなくなります。
精神年齢が3歳未満のうちは、物事の用途や善悪がまだまだはっきりしていませんので、叱るというよりかは
「どのようにすべきか」
を諭していかなければなりません。
怒鳴ったり、体罰などはもってのほかです。
精神年齢が3歳児程度になり、物事の用途善悪が分かっているのにもかかわらず、いけないことをし続ける時はきちんと注意をし、場合によっては叱ります。
その時、注意しただけで反省しているのであれば、それ以上言う必要はありません。
反省しているわけですから、ママやパパの気がおさまらないから感情的になる、というのはやめましょう。
また、過去の失敗を引き合いに出して叱るのもタブーです。
「昨日もそうだった」「おとといもやった」というケースでも、昨日や一昨日は引き合いに出してはいけません。
子どもの中では、昨日は昨日で反省しているのです。
一つの失敗から、過去の失敗をむしかえされると、子どもの心は深く傷つきます。
そういう叱り方をしていると、やがて
「どうせ反省しても、また叱られるし」
と子ども自身が自虐的になり、反省するどころか開き直ったり、逆に無気力になったりします。
とはいっても、親だって人間ですから、ついカッとなって怒鳴ってしまうこともあるかもしれません。
そんな時、その怒りを一日中ズルズルと引きずってしまうと、子どもだけでなく周囲も気が重くなり険悪になるものです。
怒鳴ってしまった時こそ、怒鳴った方が気持ちを立て直して、
「さっ、この話はこれでおしまいね!」
と明るく言ってください。
親の配慮のない言動で、子どもを傷つけたり、子どもの積極性まで奪うような叱り方にならないよう、充分に気を付けたいものです。
逆に、子どもを褒めるときは、子どもの過去と比較しましょう。
「昨日より○○ができてすごいね」
とか、
「去年は全くできなかったのに、えらいね」
といった感じです。
もし、今の時点で褒める要素がなかったとしても、焦る必要はありません。
子どもの成長は個人差がありすぎて、幼稚園では全くダメだったのに、小学生で突然頭角をあらわすこともあります。
小学生ではパッとしなかったのに、中学生で才能を開花させることだってあるのです。
いつ、何がきっかけで子供が自分の持ち味を発揮するかは、誰にも分らないのです。
ですから、その子自身の歩幅で着実に歩みがみられるのであれば、その小さな一歩でも褒めてあげましょう。
もしかすると、その一言によって、スイッチが入るかもしれないのですから。
そして、叱るときも褒めるときも、他者と比較はせず、その子自身を見てあげてください。
エジソンやアインシュタイン、ナポレオン、ダーウィン、ニュートン、アドラーといった過去の偉人が、幼少期、手が付けられないほどダメな子だったというのは有名な話です。
能力はいつ開花するか分かりません!
叱るときも褒めるときも、今日のコツを忘れずに、子どもを信じてあげましょう。
今週は、子どもの過去を振り返り、今出来るようになっていることを見つけて褒めてあげましょう。
一週間褒められれば、子どもの心境に必ず変化が訪れます。褒める回数は一日何回でも構いません。
ぜひ実行してみてください(^^)/
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