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子どもも大人もマッサージで身体を緩めよう♪

中医学の医学書「皇帝内経」には、
「平野で湿気が多く、天地万物の生まれる、豊かな環境に住む人々は、食べる苦労をしなくてもすみ、そのため、手足のまひや冷え、のぼせの病気が多く、その治療としてマッサージがよろしい」
という記載があります。

まさに、日本の風土には上記の内容が当てはまるように思えます。
小さいうちから皮膚に触れ、手足のまひや冷え、のぼせなどは未然に防いであげましょう。

また、アメリカのティファニーフィールド博士によると、マッサージは“薬に等しい効果”があると宣言しています。
博士の研究では、子供へのマッサージで発育を促す効果が認められたほか、多動症・PTSD・被虐待児・拒食と過食・心身症の子供たちの治療にも、マッサージ効果が認められているということです。

マッサージは気持ちがいいし、心が和らぐし、良いことなのは分かっているけれど、実際にはどんな効果があるのでしょうか?
今回は、頭にみられるマッサージ効果を研究データからみてみましょう♪


【頭】
バーストラウマの強い人(子ども)ほど、頭部を触られることを嫌がることがあります。
出産の際に細い細い産道を通ってくることは、あのお釈迦様でさえ
「人間が一番最初に味わう苦痛は「誕生」」
と四聖諦の中で言っているほど、苦しく痛いものなのです。

頭部のマッサージを嫌がる赤ちゃんには、まずやさしく手を当てるだけで構いません。
頭皮を刺激することで、意識とは無関係に内臓や血管を支配している交感神経が抑制され、副交感神経を優位な状態できると言われています。
頭部の毛細血管が拡張し血行が良くなります。
前頭葉の緊張をほぐすことで、頭皮の毛穴を緩めて、老廃物を出しやすくするので、アトピーやアレルギーにも効果が期待できます。
後頭部には「叩く」「蹴る」「怒る」といった行為障害を持つ子供や、脳の発達障害でカラダがこわばっている子供の筋肉緊張を取る効果もあり、また、癇癪・疳の虫にも一定の効果があるとされています。
やさしくマッサージをすることで後頭部が柔らかくなり、その為か上記の子供の睡眠の質が良くなります。(上記の子供は睡眠が浅い傾向があります。)
前頭部には、前頭葉の緊張によって表情の出にくい子供の表情が動くようになります。
あやすと笑うようになったり、甘えるようになったりします。
前頭部のマッサージにはアトピーやとびひ等の可能性のある子供の機嫌が良くなるという効果も期待できます。

頭頂部には、てんかんを持つ子供や、ADHDの子供が抱える、筋肉のこわばりを緩める役割があります。
そもそも、頭部が硬いということは、頭部に血行不良が起きていたり、脳内がいつも緊張状態にあるということです。
特にADHDや多動傾向のある子供は、手足を動かすことで、まだまだ未熟な心臓のポンプ作用を補っていたり、脳や心臓などの各器官への血流を促しているのです。
頭部を緩めてあげることで、血流が良くなり、症状も落ち着いてくる症例は多数あります。

ママがいい子いい子と頭を触ってあげる事で、様々なトラブルが減少します(*^▽^*)/♡
女の子は髪の毛を結ったり、とかしたりする過程の中で、ママが知らず知らずのうちにマッサージ効果をうみだしているのですが、男の子は意識していないと、なかなか触らないですよね…。
少し大きくなった子どもにも効果がありますから、今週はぜひ「頭」を触る機会を増やしてあげてくださいね♪


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