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【生態系へ帰る旅ー第5回目】パーマカルチャーの倫理

こんにちは!

『ちょっと一服、ひとときの至福〜 ( ̄▽ ̄)〜3 』の《一福茶屋》です!

⭐︎⭐︎⭐︎

パーマカルチャーを学ぶ時、一番初めに出てくるのが、倫理と原則です。

今回は、パーマカルチャーの倫理についてお伝えします。

パーマカルチャーの倫理は、以下の三つです。

1)地球への配慮
2)人びとへの配慮
3)余剰物の共有・消費と再生産に対する限度の設定

「なーんだ、当たり前じゃん!」
とか思っちゃいました?

この三つは、伝統的な宗教や協働グループで採用される、共同体倫理の研究から引き出されました。

だから、「そりゃそーだ」と思うんでしょうね。

パーマカルチャーの初期の段階では、倫理は特に明記されてなかったそうです。

パーマカルチャーデザインコースを各地で開き、発展していく中で、3つの倫理へと昇華していきました。

パーマカルチャーを進める上で、基本の基本となるこの考え方が、初めは無かったとは、驚きです!

⭐︎⭐︎⭐︎

倫理とは、より良い結果へと導くための、道徳的な考え方であり、前提です。

倫理は文化の中で育まれ、文化を支えるものでもあります。

時に、生存本能や、利己的欲求を制限するものでもあります。

堅苦しいですが、規則と言ったり、ルールと言ったりもできますね。
(>_<)

⭐︎⭐︎⭐︎

ではまず、「地球への配慮」から…。

「地球への配慮」…。

なんとなく、情緒的な響きを感じてしまうのは私だけてしょうか。
ラブロック博士に怒られそうですが…。( ̄▽ ̄;)

ラブロック博士が、初めてガイア仮説(当時はまだ理論ではなく仮説でした)を発表した1971年8月以降、認められるまで、当時の科学者たちから反対、揶揄、妨害など、散々な扱いを受けました。
(この時は15分間のスピーチでした)

「ガイア」という名称には、どうしても宗教的イメージがつきまといます。
それが、なかなか科学者たちから受け入れられなかった理由でもあるようです。

地球を、《生きた絶大なる力を持つ母》と見るガイア理論は、先住民や農耕民のあいだで、ほぼ普遍的に見られる考え方です。

地球への配慮は、倫理的な制約や畏敬の念ばかりではなく、母に拒まれる怖れや絶滅への怖れにも根差してもいるのではないでしょうか。

話が逸れてしまいました。m(_ _)m

⭐︎⭐︎⭐︎

人間は地球に決定的なインパクトを与える存在であることを、常に肝に銘じる必要があります。

人間が地球の基本的な生命維持システムに深刻な被害を与えるならば、共進化のメカニズムによって、人類は終了ーー!! ということにもなりかねません。

※ 共進化とは……全体としての生態系と部分としての生物が、影響を与え合いながら共に進化していくこと
※ 地球と人類の間の《共進化のメカニズム》とは、気候変動や病気などが考えられる

今までは、多少の無理も、地球の自己調節システムで恒常性を保てていたのかも知れません。

ある時、突然、破錠する可能性だってあります。

病気が、潜伏期間を経て、突然、発症するように…!
((((;゚Д゚)))))))

⭐︎⭐︎⭐︎

地球への配慮とは、

《人間が理解し、扱うことのできる資源に対して、面倒を見る責任がある!》 

ということです。
個人レベルでも、社会としても…。

⭐︎⭐︎⭐︎

また、地球への配慮は、

《足元の土壌の手入れをすること》

とも言えます。
土壌は生命の源であり、生命を支える重要な資源です。

当たり前にあると思っている土壌ですが、当たり前にあるわけではありません。
月や火星には、地球のような土壌はありません。
地球の土壌は生きています。
新陳代謝をしています。

現在、流出し続ける土壌の問題は、地球に棲む生命の死活問題ともいえるほど重大なことなのです!!

土壌についても、いずれ熱く語りたいと思います!
( ̄^ ̄)ゞ

⭐︎⭐︎⭐︎

土壌の手入れ…からのーー、

《地球に棲む全ての生命に対する配慮》

ということにもなります。
その生物が、人間に有益かどうかに関係なく、全ての生物に…です。

しかし、それは配慮であって、全ての生き物の運命に責任を持つということではありません。(それは無理ですわな)

《他の生物たちに害を与えることは極力避け、他の生き物のニーズを許しつつ、自分たちのニーズを満たす方法を模索すること!》

です。

そこがデザインの極意ですな!!

⭐︎⭐︎⭐︎

地球への配慮で一回分が終わっちゃいましたが…。
( ̄▽ ̄;)

他の二つの倫理は、結局のところ、この地球への配慮に含まれます。
地球が基本ですからねー。
地球がなかったら、人も余剰物もへったくれもありません。


そんな訳で、地球への配慮を纏めますと…。

・個人的にも社会的にも、地球への配慮を考慮して行動する
・土壌を守り育てる
・共存共栄を目指せ!

という感じでしょうか…。
(´ー`)

⭐︎⭐︎⭐︎

またもや、継ぎはぎな文章で、読みにくかったかと思います。
(>人<;)

今後も、ますます精進いたしますーーーーー!

※ 今回の記事は(も?)ほぼ『パーマカルチャー 農的暮らしを実現するための12の原理 上巻』デビッド・ホルムグレン著 を参考にしました。

詳しく知りたい方は、ぜひぜひ、本を手に取って下さいねーー!


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