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食事を考える
ホームページなどでご存知の方もいるかと思いますが、私は産前産後のヨガやベビーヨガの他に、不妊の方に子宝ヨガと整体を行っており、今年でちょうど10年になります。
その中で、5年ほど前に一人の女性が言った言葉がとても印象に残っています。
「私の母は、食事にも生活にも無知で無頓着で、母が気を付けてくれていたら、不妊に悩むことはなかったのではないか…」
もう40歳になる女性の言葉とは思えないなぁと思ってしまった反面、
不妊という壁にぶち当たった時に、やっと生活を見直し、自分の送ってきた生活を全て否定される事は珍しい話ではありません。
そして責任を親にぶつけたくなる心境も理解できないわけではありません。
1998年に日本不妊学会で森本義晴先生が研究発表をしました。
不妊外来以外の健康な男性60人平均年齢21歳の精子の調査結果です。
結果、60人のうち正常だったのはたったの2人でした。
どんな食生活をしているか調べてみたら、8割の人がカップ麺とハンバーガーを常食していました。
ハンバーガーの45%は脂肪です。
ダイオキシンは油に溶けるので、それが精巣に蓄積され、精子に異常が生まれたのだと考えられるという話でした。
また、女性の排卵障害を起こす食べ物は、1.チョコレート 2.生クリーム 3.マーガリン 4.コーヒーフレッシュ 5.サラダ油 でした。
ママやパパの中で、この5つを口にしたことがないという人はいないのではないでしょうか?
これらの食品に共通しているのは、身体を錆びさせるという事です。
「砂糖」「トランス脂肪酸」「食品添加物」 が沢山入っています。
普段からこれらを摂取する習慣があると、体内での酸化がすすんでいきます。
そして酸化の結果、卵巣や子宮、卵管に炎症が起き始めるのです。
もちろん生殖器だけではなく、全身に様々な病気(アトピーやアレルギー、鬱や癌といった)症状として現れます。
食べ物に入っている食品添加物は、遺伝子に傷をつける危険なものがあるにも関わらず、知らず知らずに摂取している可能性が高いのも現状です。
「みんな食べてるし、ちょっと食べるだけだったら大丈夫でしょ。」
と思ってしまいますし、
「どう危険なのか分からないし」
という理由で危険視しない人もいます。
食品を購入する時に、ぜひ表示を見てください。
原材料の「/(スラッシュ)」以降は食品添加物表示にするように義務付けられています。
その量の多さに驚かれると思います!
ちなみに、食品添加物の許可種類ですが、日本は1500種類以上もあります!!
アメリカ133品目、ドイツ64品目、フランス32品目、イギリス21品目となっています。
日本だけがすでに、1500を超えているのは、どう考えても異常ですね。
私達は、どれくらいの食品添加物という毒を食べているんでしょうか?
なんと、普通に家庭で調理している方で、1年に4kg、1日の量にすると約10g、小さじ2杯くらいの食品添加物を知らないうちに食べています。
さらに、外食が多い人、ファーストフードや加工食品が主な食生活の人は、年間11kg前後の食品添加物を身体に入れているそうです。
人体への影響を考えると、ぞっとします。
私たちが心がけることは、「安さに惑わされない」「成分表を必ずみる」「自然なものを食べるようにする」ことで、少しでも摂取量を減らすことだと思います。そして、それが今の家族と3世代先を見据えた家族の健康管理に繋がることをぜひ知ってください。
「添加物を取るのをやめる」というより、「摂取量を減らしていく」ことが大事です。
それによって被害を受けるリスクが減ります。
今週はぜひ成分表をみてお買い物をしてみてください╰(*´︶`*)╯♡
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