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メールマガジン バックナンバー
「イライラ」「キレる」は姿勢から
【背中が丸くなる座り方はNG】
今回は、大人にも子どもにも当てはまる内容です。
小さいうちから気を付けることで未然に防ぐことが可能なので、ぜひ最後までお付き合いください♪
様々な座り方がある中で、小さいころから「お姉さん座り」「横座り」「あぐら」で座る子供が増えてきているようです。
また、椅子に腰かけても背中が丸まる、いわゆる「猫背」の子供も増加の一途だそうです。
これは、筋力の弱い子供達には仕方のないことなのですが、
「長時間」「毎日の繰り返し」
によって一部の筋肉が固くなり、それに伴って骨も歪んでしまう場合もありますから、注意が必要です。
では、なぜ背中が丸まると良くないのでしょうか。
一番は、呼吸の低下です。
背中が丸まるということは、肋骨が圧迫されるということ。
肋骨の中には生命維持に関わる「心臓」「肺」があり、押しつぶされないために、固い骨で守られているのです。
それなのに、圧迫が常に続くと、深呼吸が出来なくなり、常に少ない酸素で体を維持していかなければいけません。
そうなると、脳はいつも酸素不足。
新しいアイデアも、正しい判断も鈍ります。
また呼吸は自律神経の安定も担っており、呼吸が浅くなると体は危険を感じて交感神経を優位にします。
体を動かして、酸素を取り込もうとするためです。
しかし、酸素は入ってこない・・。
仕舞いには「イライラする」「キレる」といった症状を招きます。
また、姿勢の悪さがもたらす厄介なものが「肩こり」です。
小学校に上がると、慣れないランドセル生活で肩こりになる子供が多かったのですが、最近では、幼稚園児から肩こりが見られるというのです。
テレビやタブレットでのゲームでの目の酷使に加えて、姿勢の悪さが重なり、筋肉が固まることで背面の血液が滞り、慢性的な肩こりを引き起こしているそうです。
そうなると、さらに頭部への血液が滞り、頭痛を引き起こします。
こういった「痛み」は、子供はなかなか理解ができないので、訳の分からない理不尽な痛みや不自由さにイライラがつのってしまい、感情が制御できなくなることも多いのです。
子供が訳もなく反抗する、理由もなく不機嫌が続いている場合は肩こりも疑ってみてください。
また慢性的な肩こりは、子供の体に大きな負担をかけるだけでなく、心にも大きな影響を与えます。
体は痛みに耐えて疲れているのに、痛みや筋肉の強張りのために落ち着かないため、体はいつでも興奮した状態になり、穏やかな眠りを得ることができずに睡眠不足へと悪循環をたどる子供も少なくありません。
こういった悪循環をたどってしまうと、体は常にだるく、重たく感じてしまい、運動するにもなかなか体が動きません。
体力の低下は免疫力の低下も招きます。
また、背面の強張りが背骨の圧迫につながり、身長が伸び悩むこともあるそうなので要注意です。
【対処方法】
おうちでの対策は3つです。
●「正しい姿勢」を意識させる。スキンシップもかねて、背中をマッサージしてみましょう。
それだけで、背中に意識が向いて、正しい姿勢になります。
そして、「良い姿勢ね!」と子供に意識をさせてください。
●テレビ・ゲームは1日30分以下が望ましいです。また、室内遊びに集中している時も、こまめに休憩をはさんであげましょう。
その方が、子供の集中力もアップします。
●体を動かすことは何よりも大事です。色々な遊びを通して、全身を動かすことで自然治癒力は働きます。
全身の血流を促して、深い呼吸と質の良い筋肉を育ててあげましょう。
いかがでしたか?
次回もおたのしみに╰(*´︶`*)╯♡
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