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佐々木整骨鍼灸院です。
3月のお知らせ
3月の休診は日曜・祭日のみです。
ここ最近温度差が激しく、体調管理が難しいですね。この時期は『木の芽時』といって自律神経の調子が狂いやすく、眩暈や怠さ・朝起きにくいなど色々と症状が出やすいので注意しましょうね。
https://www.food.minnanoippo.jp/reading/1493/
★君が長生きするかどうかは、運命にかかっている。だが、充実して生きるかどうかは、君の魂にかかっている。
―――セネカ
世論と共に考えるような人は、すべて自分で目隠しをし、自分の耳に栓をしているのである。
―――ニーチェ
人間は年を取るほどできない理由を並べます。しかし、最後の最後まで諦めなければいくつになっても夢は叶う。
―――三浦雄一郎
志とは、目先の貴賤で動かされるようなものではない。
―――中岡慎太郎
ひとつ以上の方法を知るまでは、ものごとを理解したことにはならない。
―――マービン・ミンスキー
★【未来を起点に考える人間になる】
ゲイリー・ジョン・ビショップ氏の心に響く言葉より…
ある人が兄弟としゃべらなくなるのは、向こうが6年前に口にした言葉に原因がある。
友人からの電話に出なくなるのは、先週の行動に原因がある。
人の集まる場所へ出かけるのをイヤがるのは、12歳のときに起こった事件に原因がある。
過去が原因で立ち向かえないことは、人生には無数にある。
ちょっと前の出来事が、今起こっていることの原因になる。
去年の出来事が今年の原因になる。
子どものころの出来事が、大人になってからの人生を決める。
少なくとも、人はそういう見方をするように訓練されている。
くそったれな異常事態だが、あなたはその考えにだまされ、洗脳されている。
イギリスの哲学者アラン・ワッツは、人間の過去の捉え方について飛び抜けた視点を持っていた。
「私たちは一般常識として、時間とは過去から現在をへて未来へ向かう一方通行の動きだと考えている。
そこから、次のような意識も生まれる。
人生もまた、過去から未来に向かうものであり、現在と未来の出来事は、過去の出来事の結果だというものだ。
言い換えるなら、人は一定の流れに流されて生きているように感じるのだ」と言う。
ワッツはさらに、
「人という存在が(人生に)流されているという考え方は、因果関係や、過去の力に突き動かされる人生という考え方ともつながる。
しかもこれは常識に深く浸透していて、取り除くのは非常に難しい」と言う。
時間を遡(さかのぼ)って過去を変えることはできない。
過去の出来事は依然として過去の出来事のままだ。
「スタートレック」というSFテレビシリーズには、放映当時まだなかった先進技術が50個も予言されている。
タブレット端末に、GPS、自動ドア、携帯電話など、非常に印象的な技術ばかりだ。
しかし私が言いたいのは、「スタートレック」の脚本家はノストラダムスじゃないということだ。
つまり、「スタートレック」は何も予言なんてしていない。
生み出したのだ。
未来を予言したわけじゃなく、型破りなテクノロジーの存在する未来を視覚化したのだ。
それでどうなったか。
そうした刺激的な夢のアイデアを出した人たちの中に、本当に作れるのかを確かめたいと思った人がいた。
そして、作中に出てくるようなガジェットをどんどん作り始めた。
今ある先進技術の多くは、そうした非常に大胆で勇敢な人たちが想像力を駆使し、現在地と望んだ未来とのあいだのありとあらゆるハードルを乗り越えて作ったものだ。
彼らは未来に関する現実を作り出した。
夢は簡単に現実になる。
であるなら、人生をフルに生きるのにもこのアプローチが使えないはずがない。
大手企業はいつも次世代の商品をデザインしている。
未来を見据え、大胆な前代未聞の計画を立てて投資や拡大、再発明を行っている。
想像もつかないプロジェクトや大胆すぎるアイデアを完成させる日取りまで定めている。
それから、あなたや私がやらないことに取り組んでいる。
大手企業は未来から逆算する。
未来を指針にすべてを進める。
エンディングからスタートするのだ。
これから登場するものを情報源にして自分を形作っていく。
それは、まだ起こっていないことに影響される日々だ。
アラン・ワッツの言葉の正反対で、大企業は過去に引きずられるのではなく、未来に牽引されている。
彼らはまず、未来が現在に与えるインパクトのビジョンを描くところから始める。
未来を道しるべに、未来と因果を結んでいる。
これこそ、人生のまったく新しいデザインだ。
終わりから始まる人生だ。
あなたはクリエイターになるのだ。
言い換えるなら、未来を起点に考える人間になるということだ。
『思い込みを捨てて本当の人生を取り戻そう』ディスカヴァー
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本書の中に「ミケランジェロ」の話があった。
『ミケランジェロの最高傑作のひとつとされる高さ5.2メートル、重さ6トンのダビデ像は、カッラーラ地方の大理石の塊を削って作られた。
ミケランジェロは、普通の人が考えるのとは別のやり方で像を作り、石からダビデ像ではない部分を削っていったそうだ。
ミケランジェロの頭の中では、ダビデ像はすでに完成していて、少しずつ姿を現すのを待っているだけだったらしい。
彼は2年の歳月を費やし、情熱のすべてを注ぎ込んで、未来を明らかにしていった。』
ドラえもんも、鉄腕アトムも、攻殻機動隊も、さらにもっと多くの、未来が見える日本のアニメがある。
それらを見て育った子供たちは、大人になってそれを現実化しようとする。
ちょうどミケランジェロが大理石の中から削りだしたように。
未来を起点に考える人間になりたい。