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メールマガジン バックナンバー
感覚統合【触覚】のお話〜前編〜
先日zoom配信したベストセラー作家 ひきたよしあきさんとの対談、
FacebookやYoutubeでもアーカイブを流しておりますが、
ご覧になられましたか?
対談の中で日本語の面白さに触れ、
「目は芽」「口は茎」「歯は葉」「鼻は花」「耳は実」
と対応しているんだというお話がでました。
「視覚」「味覚」「嗅覚」「聴覚」
に分類ができますが、これらは胎児期から感覚があると言われており、
産まれてからすぐに使えるようにお腹の中で一生懸命獲得準備を進めています。
触角もまた、胎内で様々な情報を頼りに獲得を進めていますが、
産まれてから目まぐるしい速さで感覚を統合していきます。
この働きにトラブルが生じると、子どもは手でやさしく撫でられている感触と
クモが体を這っているのを区別することができません。
体に触れるものに対して拒否が強く出るようになります。
たとえば
◎生活面での拒否(散髪・耳掃除・歯磨き・爪切り)
◎身に着けるものへの拒否やこだわり
◎自分からは触りに行くが、触られることは拒否
◎触れる素材に偏りがある
ここで一つ確認しておきたいのは、大脳古皮質(原始脳)が働きやすい体の部位があるということです。
大脳古皮質は「快・不快」の判断をしたり、命を守るために使うネットワークですので、
「頭」「顔」「首」「わき腹」など、防衛しなければ致命傷になりかねない部位に拒否が強く出ます。
また、「歯」や「爪」といった闘争に使う部位にも反応が出やすいのも同じ理由です。
ですから、洗顔・散髪・歯磨き・爪切り・わき腹を触られる抱っこ などに拒否反応を示したり、
引っかいたり噛みついたりといった攻撃的な行動が、子どものわがままや単なる好き嫌いではないと
ご理解いただきたいのです。
これらの部位は、子育てにおいて当たり前に触れている所ですが、
ひとたび古皮質が暴走してしまうと、「親でさえ”深い刺激を与える存在”」と誤学習し、
スキンシップや愛着形成が育ちにくくなる要因になります。
「じゃあ、いったいどうしたらいいのよ~」
とお感じになられたと思いますが、対応の基本は大脳古皮質にスイッチが入りやすくなっている状態から、
大脳新皮質の識別系を働かせることで、古皮質にブレーキをかける!!が基本原則です。
それってどんな取り組み?!
については、また明日╰(*´︶`*)╯♡
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