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メールマガジン バックナンバー
第7号 オシキリって何?( ときどきワインぶどう栽培日記1)
こんにちは!
シュンちゃんエニちゃんこと、
児玉俊一&恵仁です^^
前回1月8日(金)のメルマガで、
「来週から『ワインぶどう栽培入門』を
お送りします」と書いたんですが、
深く考えずに
大それたタイトルを予告してしまったため
肩肘が張り逡巡して、配信が遅くなって
しまいました。
たいへん申し訳ありません。
ということでシリーズではなく
「ワインぶどう栽培日記」程度の内容を
ときどき織り混ぜられればと思います。
配信自体は、毎週火曜日に実施します。
気楽に書かせていただければと思います^^
広いワイン畑をお持ちのところでは
今はもう剪定(せんてい・枝を切ること)が
始まっているんですが、
うちは1反歩(たんぶ・約300坪)に
200本強のメルロー(赤ワイン)の木が
植わっているだけなので、剪定はもう少し
先の作業になります。
今うちのワイン畑に行くと、
ワラ巻きされた木が30~40本、
ワラ巻きされてない木が200本ちょっと
あります。
ワラ巻きは
毎年12月末までにはやる作業です。
定植して5年以内の木にはワラ巻きをし
5年を越えると、一応、免除です。
理想的には
5年を越えてもワラ巻きしたほうが
いいそうなのですが、
1本1本にワラを巻く作業が大変なので、
自主的に免除しています^^
なぜワラを巻くかというと、
根頭癌腫(こんとうがんしゅ)病の
予防のためです。
この病気になると、栄養が奪われて
樹勢の低下、果実品質の劣化、生育不良、
枯死などの被害を招くそうです。
零下10度以下が数日続くと、
凍寒害を受けて樹体が傷つき発病しやすくなる
と、千曲川ワインアカデミーで習いました。
そのため長野県ではワラ巻きをしますが、
山梨県ではやっていないと聞きました。
ビーバー(背負いの草刈り機)などで
傷がついても、発病しやすくなるそうです。
ということで、お米の収穫時に出たワラ束を
押切(おしきり)という道具で半分に切り
ワラ巻きをします。
押して切るから「押切」なんですね(^O^)
3年前までは
ワラを分けてもらっていたので、
節約のため、半分に切り使っていましたが
次男の寧(ねい)がお米を作り出したので、
今はワラ束1本そのまま使っています。
具体的には、ワラを
幹の周囲をおおうように巻きつけて
麻ヒモでしばります。
ワラの上下をしばるので、
1メールぐらいの長さに切った麻ヒモを
1本の木に2本ずつ使います。
麻ヒモを数百本、用意するのも、
まぁそれなりに時間のかかる作業です。
慣れた人は、麻ヒモを使わずに
ワラ束から1、2本抜いて
しばり付けていきます。
こうすれば、
1メートルの麻ヒモを用意する手間が
省けますからね。
ワラを巻いたワインぶどうの木や
押切の構造を以下からご覧いただけます。
https://www.facebook.com/shunichi.kodama.5/posts/3769171583162706
メルマガのタイトル頭に、
今回から遠し番号を入れました。
それではまた!!
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児玉俊一
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