mail magazine backnumber
メールマガジン バックナンバー
ひとりではできていなかった私の1日
先日、朝からちょっと大変な一日がありました。
仕事に出かけようと、
準備万端で家を出たところまではよかったのですが、
電車が遅延。
アルアルではありますが
予定していたバスには間に合わず、
タクシーも来ない。
「これは、開始時間に間に合わないかも……」
と思っていたところに、
その日たまたま車で同じ所へ向かっていた知人が、
少し通り過ぎたところから戻ってきて、
私を拾ってくれました。
彼もまた、
予定していた時間に家を出ることができず、
いつもとは違って車で向かっていたそうです。
私の予定は狂った。
彼の予定も狂った。
なのに、その二つが交わったら、
私は予定通り仕事を始めることができました。
なんだか、おもしろい。
その日の、臨床美術のワークでは
子どもたちもまた、
私の予想とは違う姿を見せてくれました。
初めて参加した子が、
驚くほど集中して取り組んだり、
以前できていたことが
できなくなったように見える子にも、
変わらず残っている反応があったり。
学校でうまくいかず、
少し自信をなくしているように見えた子には、
制作の中で笑顔が戻りました。
「できる」と信じて待っていると、
こちらが予想していなかったところから、
その子の何かが、ふっと出てくることがあります。
お昼には、
スタッフの先生方の個人的なお話を
聞かせていただく時間もありました。
いつの間にか、
少し仲間に入れていただいたような気持ちになりました。
帰りはバスの時間がうまく合わず、
少し遠回り。
でも、そのおかげで
バスの中でぐっすり。
帰宅したらお風呂に直行!
爽やかな風だけど結構強めに吹いていて
窓を全開 全身で風を受けました。
自分では、
予定に沿って
一日を進んでいるつもりだったけれど
振り返ってみたら
誰かの予定変更や
子どもたちの反応や
バスの時間や
最後には風まで
いろいろなものと交わりながら、
一日ができていました。
そんな一日を、
「線」で描いてみました。
一本の線で描こうと思ったのですが……
一本じゃ、ぜんぜん表せませんでした。
そりゃそうか。
いろいろな関わりがあるから…
通りすがりの見知らぬ人も線になる
子ども達の動きはどんな線かな~
笑い合った時間は?
想定外、満載!の日も
描いてみると
「こんな日も……まぁ、いいか」
いい1日でした!