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私、ここを見てたんだ!
臨床美術を学んでいた頃、
いろいろな描き方を体験しました。
一色のボールペンだけで
リンゴを描いたことがあります。
線を重ねながら、
リンゴの色や重さを表していく。
絵を学んでいた私にとって、
初めての描き方ではありませんでしたが、
あらためてやってみると面白い。
そんなことを思い出したのは、
最近また、ボールペンで
線を描いて遊んでいるからです。
臨床美術で体験した中で、
今でもよく覚えている
クロッキーがあります。
まず、一定時間モデルをよく見る。
そして、そのあとは
モデルを見ないで、
覚えているところだけを描く。
そのとき言われたのが、
「わからないところは、描かなくていい」
でした。
えっ、描かなくていいの?
クロッキーって、
モデルをよく見て、
できるだけ全体を捉えて描くものだと
思っていたので、
これは「へぇ~~!」でした。
実際に描いてみると、
「あ、私はここを見ていたんだ」
「ここが気になっていたんだ」
覚えているところと、
まったく覚えていないところがある。
モデルを描いているのに、
自分が何を見て、
どう感じていたのかが
見えてくるんです。
臨床美術士は、
アートワークをするとき、
必ず自分で参考作品をつくります。
何度もやったことのある
慣れたアートワークでもです。
自分でやってみて、
私はどう感じた?
何が面白かった?
まず自分と向き合ってから、
そのアートワークを人に伝えます。
そう考えると、
今も似たようなことをしています。
今回は、自分で勝手に
「ボールペンを紙から一度も離さずに
描き続けたら、どうなる?」
というルールをつくって
やってみました。
すると、
一本の線がどんどん重なって、
「ん?
これって線なの? 面なの?」
また、わからないことが
出てきました🤣
やり方をちょっと変えて、
実際にやってみる。
すると、
それまで見えていなかったものが
見えてくる。
ときには、
自分が何を見て、
どう感じているのかまで。
昔は、教えてもらった方法で
「へぇ~~!」
今は、自分で勝手にやって
「こんなことになっちゃった!」🤣
でも、その「へぇ~」が面白くて、
また次をやってみたくなる。
昔から今まで、
やっていることは
一本の線でつながっているのかも🤣
線って、不思議♥