AbiアートLab|感じる力を育むアートの実験室|神奈川県逗子

mail magazine backnumber

メールマガジン バックナンバー

そんな見方、なかった!

最近、「線で感情って表せるかな?」と
いろいろな線を描いて遊んでいます。

怒っている線。うれしい線。
ちょっと困った線。のような、あるあるの線ではなく
「急いで出掛ける間際に 
靴下で水踏んじゃった!」の線とか…


描きながら、

「同じお題でも、ほかの人が描いたら
どんな線になるんだろう?」

そんなことを考えていたら、
昔の授業を思い出しました。


中学校で美術を教えていた頃、
二人で一枚の紙に、
交互に線を描く授業をしたことがあります。

同じ「お題」の線を、それぞれが一本ずつ線を描く。

6本の線ができたら、
今度は線で区切られたところを交互に塗っていく。

お題も、生徒たちから出してもらいました。

すると、中学3年生の男子がちょっと笑いながら、

「エロかわいい線」

女子たちは、
「???」

男子たちは、ちょっとニヤニヤしていたような🤣

私も、
「エロかわいい線って、どんな線??」
よくわからない。

そこで、
「その言葉をタレントさんにすると、誰?」
と聞いてみました。

彼が答えた名前を聞いて、
「あ~~~、なるほどね~!」
それなら、なんとなくわかる。

そしてみんなで、
その「エロかわいい線」を描きました🤣

同じお題なのに、
当然、出てくる線は違います。

隣の人が描く線を見れば、

「へぇ~、あなたにはそう見えるんだ」

言葉で説明しなくても、
そんなことが伝わってきます。

今思えば、
「生徒の自由な発想を大切にしよう」なんて、
立派なことを考えていたわけではありません。

私が、
「何それ!? 知りたい!」
と思っただけ🤣

でも、好奇心って、
自分の中になかった見方に
出会う入口なのかもしれませんね。


あのときの中学3年生も、
今ではもう30代。

どんな大人になってるのかな~。

メールマガジン バックナンバー

過去にお送りしたメールマガジンをバックナンバーとして公開しています。

メルマガを購読する