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映画「日本の青空」を観てきました。

こんにちは。

CS 60細楽夢 乗本浩弥です。

昨日8月17日は大和郡山城ホールで、映画「日本の青空」を観ました。

この映画は、戦後憲法制定秘話として、GHQ草案に多大な影響を与えた鈴木安蔵(憲法研究会)の民間私案を取り上げた映画です。映画は20年前に制作・公開されました。「GHQから押し付けられた憲法」だからと改憲を進めたがる論調の当時、この憲法が実は元々は日本人から発案されたという真実をこの映画が知らせたことは、インパクトが大きいものだったかもしれません。


映画では、天皇主権⇨国民主権というように主語を置き換えて新たな憲法条項をまとめてきた鈴木ら憲法研究会が軍隊に関する条項の規定のところで行き詰まります。天皇の軍隊⇨国民の軍隊では、何かおかしい。気持ちに反する。それに対して鈴木の妻が語った、「終戦の日の何もない青空の中に自由と希望を見た。決めるべき事が無ければ条文を空白で残せばいい。あの時の青空のように。」という言葉に賭けて、軍隊に関する条項を空白のまま、GHQと政府に提出しました。政府は憲法研究会の私案を無視しましたが、GHQは早速翻訳し内容を検討します。軍隊に関する条項の空白に対して、以前行われたマッカーサーと幣原首相との会談での首相の、「軍隊を持たなければ世界平和を実現できるのではないか?」という思いをくんで、戦争放棄を条文化してこの空白を埋める事にしました。


その後、この私案を下敷きにしたGHQ草案が提示され、それを翻訳した政府案の持ち込み、それに続く徹夜での協議の末に最終案の完成と国会への提出。

そして、国政選挙を経て、国会での審議の末に日本国憲法は制定されました。

映画によると、憲法制定当時、戦争放棄の条項は特に議論はされなかったとのことです。当時の日本人の誰もが、為政者ですらもう戦争はこりごりだ、軍隊などいらないと感じていたことの証ではないかと思います。

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