mail magazine backnumber
メールマガジン バックナンバー
【あわい通信】門を閉めても、月の光は差し込んでくる
こんにちは。
前回は、「あわい」という名前に込めた想いについてお話ししました。
今日は、その「あわい」を、なぜ「閒」という字で表しているのかについて。
「閒」は、「間」の旧字です。
この字について知ったとき、私はとても感動しました。
門のあいだから、月が見える。
そして、
門を閉めても、月の光は差し込んでくる。
そう教えてもらったとき、
「なんて素敵なんだろう」と思いました。
閉じているのに、完全に閉じてはいない。
外とのあいだに、光がある。
そして「間」という言葉には、
「あいだ」だけではなく、
時間や空間、余白という意味もあります。
余白。
この言葉にも、私は惹かれました。
何かでいっぱいにするのではなく、
あえて空けておく。
そこに、人が入る。
想いが入る。
新しいものが生まれる。
考えてみると、
私がこれまで大切にしてきたものは、
そんな「あいだ」や「余白」だったのかもしれません。
人と人のあいだ。
支援する人と支援を受ける人のあいだ。
作り手と使い手のあいだ。
その間に立つことで、
見えてくるものがあります。
「あわい」という名前は、
ただ響きが好きだったから選んだのではありません。
この言葉の中に、
私が大切にしてきたもの、
これから大切にしたいものが
たくさん詰まっていたからです。
そんなことに気づかせてくれた
「閒」という字との出会いも、
私にとって大切な「あわい」のひとつです。