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端午の節供に込められた、本来の願いとは
皆さま
おはようございます。
5月5日は「こどもの日」として親しまれている端午の節供ですね。
男の子の健やかな成長を願う日という
イメージが強いかもしれませんが
もともとは少し違った意味がありました。
端午の節供は、五節供のひとつ。
古くは、年齢や性別に関係なく
すべての人の穢れを祓い、厄を除け
長寿を願う日とされていたのです。
日々を生きる中で
知らず知らずに積もる
“気の乱れ”や“疲れ”を整え、心身を清める――
そんな大切な節目の日でもありました。
やがて時代とともに
桃の節供(上巳)が女の子の日として定着し
端午の節供は男の子の成長を
願う日へと変化していきました。
この日にいただく柏餅にも
深い意味が込められています。
柏の葉は
新芽が出るまで古い葉が落ちないことから
新芽を子ども、古い葉を親に見立てて
「家系が途切れない」=「子孫繁栄」の
象徴とされてきました。
親から子へと命がつながり
受け継がれていくこと。
その尊さと感謝が
柏餅という形に表れているのですね。
また、粽(ちまき)を
召し上がる方もいらっしゃるかと思いますが
こちらは中国から伝わった風習であり
柏餅は日本で生まれたものです。
同じ節供の中にも
異なる文化が調和しているところに
日本らしい受け入れの心も感じられます。
今年の端午の節供は
「守られてきたいのち」と
「これからつながっていくいのち」に
思いを馳せながら
静かに心身を整える
一日にしてみてはいかがでしょうか。
本日も、穏やかな一日となりますように。
いつもありがとうございます。