mail magazine backnumber
メールマガジン バックナンバー
娘が聖書を読み始めた。
きっかけは、
身に覚えのない「聖書」が
家に届いたことからだった。
何かの勧誘なのか、
単なる押し売りなのか、
よく分からない。
ただ、2160ページもある
一冊6,000円近くする聖書だ。
せっかく届いたので、
なんとなく娘に言ってみた。
「これ、少しずつでも読んでみたら?」
どうせ面倒くさがるだろうと、
冗談半分だった。
すると娘は、
その場でページを開き、
読み始めた。
驚いた。
「まぁ、今は書いてある内容が
理解できなくてもいいよ」
そう伝えようとしたそのとき、
娘が言った。
「パパ、地球は昔、
暗闇の液体だったんだって」
さらに驚いた。
聖書なんて、
大人でも読むには
かなり根気がいる本だ。
彼女は本気で、しかも
「なんか読むの楽しくなってきた。」
と、今では外出するときも
持ち歩いている。
すべて読み終えたとき、
彼女にどんな変化が
起きるのだろうか。
私は娘に、
こんなことを言った。
「一冊全部読み終えたら、
学校なんていつでも卒業していい」
もちろん本気半分、
冗談半分だけれど。
でも、それぐらい、
それ以上の成長が
ある気がしている。
きっと彼女は、
私にはまだ見えない景色を
見ていくのだろう。
子どもの成長は、
いつも私を
ワクワクさせてくれる。