AbiアートLab|感じる力を育むアートの実験室|神奈川県逗子

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本気で“阿呆のダンス”だと思った話

先日、テレビを見ていたらテロップに
「あほうだんす」という文字が出てきました。

阿呆のダンスって?
新手のダンスか?

一瞬、本気で思ったんです。


でもよく見たら、「アフォーダンス」でした(笑)


アフォーダンスaffordanceとは 
デザインの世界ではとても大事な概念です。

・取っ手があれば「引く」とわかる   
・ボタンがあれば「押す」とわかる
・椅子があれば「座れる」とわかる
つまり、 形や構造が「行為を促す」という考え方。


これは安心のデザイン。
使う人を迷わせない。


でも、思ったんです。
もし、そこを逆手に取ったら?
いやいやもうやっている人がいた!


「座ることを拒否する椅子」
岡本太郎の椅子の作品
椅子なのに、座れない。
そこにあるのに、使えない。


アフォーダンスを裏切る。
その瞬間、私たちは
「え?」
となる。

ここに、意外性が生まれる。


私は昔から、
「そうキタかぁ」
という瞬間が好きです。

予測通りではなく、 少しだけ裏切る。


でもそれは、
基礎(アフォーダンス)があるからこそ成立する。
安心の上に、
意外性を置いてみるのも面白いんじゃない?


当たり前があるから、意外が光る。


椅子は座れる、という前提があるから
座れない椅子が効いてくる。

読み間違えた一瞬の「え?」。
そのズッコケた瞬間に、
脳の隙間がちょっと開くのを感じました。


椅子は座れる、ドアは開く。
でも、たまには
「座れない椅子」を面白がれる心の余裕が欲しい。


当たり前の日常を、ちょっぴり裏切る遊び心。

ほんの少しだけ
「アフォーダンス(当たり前)」を裏切ってみる。
すると、そこには
「そうキタかぁ!」と笑っちゃうような、
新しい風が吹き込むんじゃないかなぁ~

安心という土台の上に、
あえて「余白」という名の裏切りを仕掛ける。

こんな“ひらめきスタイル”
ニマニマしちゃうでしょ!


あなたの毎日の中にも、小さな“あほうだんす”はありますか?

予測が外れて、ちょっとズッコケたとき。
そこに、あなただけの「ひらめきの種」が
落ちているかもしれませんよ〜。

ホラッ!そこだ!


最後までお読みいただき
ありがとうございました。

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