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【ミラノの熱狂の裏側】五輪マークに隠された超巨額の陣取り合戦
ミラノ・コルティナ冬季五輪が幕を開け、連日熱い戦いが繰り広げられていますね!
純粋にアスリートを応援したいファン心理の一方で、ビジネスの視点からこの祭典を眺めると、
そこには「世界で最も過酷な陣取り合戦」
が広がっています。
今回は、知っているようで知らない「五輪スポンサーシップ」のリアルな裏側を覗いてみましょう。
■ 1984年、オリンピックは「巨大ビジネス」へ変貌した
かつて、オリンピックは開催都市が巨額の税金を投じて運営する「持ち出し」のイベントでした。
その流れをガラリと変えたのが、
1984年のロサンゼルス大会です。
民間企業からスポンサーを募り、
商業的に運営する体制を確立。
ここからオリンピックは「世界最大のビジネスプラットフォーム」へと進化しました。
■ 「コーヒー牛乳」はNG、でも「ヨーグルト」はOK?
五輪の権利(ロゴの使用や呼称)は、IOC(国際オリンピック委員会)によって厳格に守られています。
特に最高位の「ワールドワイドパートナー」の権利は絶対的。たとえ同じスポンサー同士であっても、その「権利侵犯」は許されません。
Tokyo 2020でも、舞台裏ではこんな「権利のせめぎ合い」が起きていました。
企業名本来の強みを「ワールドワイドパートナー」の権利が壁となったのです。
TOTOウォシュレットは「シャワー付きトイレ」というパナソニックの権利が壁となり苦労しました。
ブリヂストン自転車は「電動アシスト自転車」いうパナソニックの権利が壁となり苦労しました。
明治のコーヒー牛乳等も「飲料(Drink)」というコカ・コーラの権利が壁となり苦労しました。
特に明治のケースは非常にシビアでした。
「牛乳」は例外として認められたものの、コーヒー牛乳やいちご牛乳は「飲料」とみなされNG。
さらに「飲むヨーグルト」については、「飲む=ドリンクではないか?」とコカ・コーラ側から指摘が入るほど。
量販店でのキャンペーン一つとっても、血の滲むような調整が行われていたのです。
■ スポンサーの顔ぶれは「国力」の縮図
かつては日本企業が席巻したスポンサー枠ですが、近年ではアリババ(中国)などの台頭が目立ちます。
「どの国の、どの企業がスポンサーに名を連ねているか」
これを紐解くと、現在の世界経済の勢力図、ひいては開催都市を支える国力が如実に浮かび上がってきます。
五輪はまさに、経済の「今」を映し出す鏡なのです。
💡 次回予告
権利を死守するあまり、思わぬ反発を招くことも……?
次回は、「マクドナルドが直面した、ロンドン五輪での不買運動」という衝撃の事例を深掘りします。
お楽しみに!
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