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最近、子育て論に熱くなっている

※「藍染親方」と言っておきながら、
最近、子育て論に熱くなっています。
ご了承下さい。


今、多くの子どもたちが
「進路選択」のときを迎えている。

「高校進学がすべてではない」
それは事実だ。

けれど同時に、
現実問題として、
中卒では収入や選択肢が
限られてしまう可能性が
高いのも事実。

理想論だけでは、
子どもたちの人生は守れない。

今、私の目の前にいる子どもたちは、
高校進学を目指しながらも、
「高校でどう生きていくのか」が
見えていない子が多い。

私自身、
何か大きな夢を持って
高校へ進学したわけではない。

たまたま部活動がきっかけで、
進学先を選んだだけだった。

将来のことなんて、
ほとんど考えていなかった。

それでも、
高校に行って
「何もしない」という選択肢だけは、
頭の中になかった。

今思えば、
それが一番大きかったのかもしれない。

先日、進路に悩む学生に対して
「好きなことを見つけなよ」
という言葉を、
大人が軽々しく使う場面を目にした。

悪気がないのは分かる。
けれど、
あまりにも簡単で、
あまりにも無責任な
アドバイスにも聞こえた。

好きかどうかなんて、
やってみてからでないと
分からないことの方が多い。

向いているかどうかも、
続けてみて、
初めて見えてくる。

最初から
「これが好きだ」
「これが才能だ」
と分かっている子どもなんて、
ほとんどいない。

むしろ、
好きだと思って始めても、
すぐに冷めることもある。

得意だと思っていたことが、
周りと比べて
通用しないことだってある。

それでも、
続けられることは残る。

気づけば、
それがその子の
「できること」になり、
やがて才能と呼ばれるものに
変わっていく。

進路選択で大切なのは、
最初の正解を当てることではない。

「とりあえずやってみる」

そんな選択が、
結果的に一番強いこともある。

動いたからこそ、
人に出逢い、
役割を持ち、
後から意味がついてくる。

私の教員経験も、
鉄工所の経営も、
地域おこし協力隊も、
藍染めも、
すべてがそうだった。

そして不思議と、
それらが
一本の線として
つながる瞬間がやって来る。

だから私は、
進路を考える子どもたちに、
こう伝えている。

夢がなくてもいい。
好きなことが
見つからなくてもいい。

ただ、
動ける場所を選んでほしい。

高校へ行くなら、
何をするか。
どんな時間を過ごすか。
そこで逃げずに向き合えそうか。
続けてみようと思えるか。

進路は、
ゴールを決めるものじゃない。

動き出せる環境を
選ぶことだと思っている。

そして、
選んだ未来を
「これで良かった」と
言える形にしていく。

そこは、
一生懸命に努力する。

ベストを目指す必要はない。
今の自分なりに、
一歩ずつでいい。

――――――――――

最近、
メルマガの内容が
子育ての話題に
熱くなっている。

藍染めも、
もちろん大切にしながら、
それでも今は、
この課題から
目を背けられずにいる。

そんな思いで綴っています。

どうか、ご理解ください。

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