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南三陸町で出逢った御縁

今朝、久しぶりの再会をしてきた。

彼と出逢ったきっかけは、
東日本大震災の
災害ボランティアだった。

当時の私は大学院生で、
宮城県南三陸町へ、年に一度、
ボランティア活動に参加していた。

そこで出逢ったのが、
大学生の男3人。

話をしてみると、
彼らは沖縄から
遥々やって来ていた。

男3人と荷物にしては、
あまりにも不釣り合いな、
一台のマーチに乗って。

ボランティア作業が終わった後も、
なぜか話の気が合って、
一緒に出かけたりするようになった。

「お金、全然無いっす」

そう笑いながら言う彼らを、
なぜか放っておけなくて、
「出世払いな」と言って、
一緒に南三陸町の温泉へ行った。

今思えば、
あれは特別な出来事でもなく、
ただの一コマに過ぎない。

それでも、
今でもいい思い出として、
静かに残っている。

そこから頻繁に
連絡を取ることはなかった。

私が沖縄へ行ったときに、
タイミングが合えば呑みに行く。
それくらいの距離感だった。

でも、不思議なもので、
「気が合う縁」というのは、
何かをしなくても、何年経っても、
静かに残り続けるものなんだな、
と感じる。

あれから、もう10年ほど経つ。

それぞれ、
住む場所も、立場も、
人生のフェーズも変わった。

それでも、
あのときの縁は
切れずに続いていて、

気がつけば、
彼は今、宮崎で、
私は沖縄で生きている。

「また沖縄に帰ってくるかもしれない」

そんな話も出たから、
この先もきっと、
何かの形で関わるんだろうな、と。

今日再会して、何となく思った。

計画したわけでもなく、
狙ったわけでもなく、
ただ「今」を生きていたら、
こうして線が、また一本、
繋がっていく。

本当に、出逢いは面白い。

そしてきっと、
どんな縁にも、
理由があるんだろう。

今度は、
ゆっくり呑みながら語ろう。

そんな約束を交わして、
今日は別れた。

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