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今日からが、本番

今日は、
この一ヶ月、伴走してきた
子どもたちの高校入試の日。

教育に正解はない。
それは大前提として。

でも、沖縄の地で
ひとつ、
はっきりと分かったことがある。

それは、
「大人との接触回数」が、
子どもたちの未来を大きく左右する
ということだ。

正直に言えば、
私は今日の試験結果を
それほど心配していない。

沖縄北部の教育課題は、
高校入試に
「受かるか、受からないか」
ではないと思っている。

本当の課題は、
「高校に入った“その後”」だ。

退学率が高いこと。

本気でやりたいことが見つかり、
納得の上で進路を変えるのなら、
それは素晴らしい選択だと思う。

でも、現実は
そうではないことが多い。

高校に進学し、
アルバイトを始め、
原付きバイクを買い、
気づけば学業についていけなくなり、
そして、辞めていく。

小さな世界の中で、
ぐるぐると
同じ場所を回り続ける。

そのとき、
気づけば義務教育のように
伴走してくれる大人はいない。

私は、
この構造そのものを
何とかしたいと思ってきた。

今の立場だからこそ、
高校に入った後の
フォローアップができる。

だから、合否はともかく、
私は彼らに、
こう言える。

「これからも、
私に逢いに来続けなさい」と。

彼らは、
「やんちゃ」という言葉で
ひとまとめにされ、
たくさんのレッテルを
貼られてきた。

でも本当は、
彼らの中には
莫大なエネルギーがある。

ただ、
そのエネルギーを
正しく発散する場がない。

そして、
対等な人間として
向き合ってくれる
インテリジェンスを持った
大人との対話が、
圧倒的に少ない。

安心と自信、
そして、その時に必要な負荷を
与えてくれる存在が少ない。

だから、
「尊敬できる大人」に
出逢う機会がない。

私は、
彼らを“管理”したいわけでも、
“正したい”わけでもない。

ただ、
隣に立ち、
問いを投げ、
伴走したいだけだ。

だからこそ、
私にとっての本番は、
今日からだと思っている。

試験の結果が出た、
その先の日々。

そこで、
もう一度会い、
もう一度対話を重ね、
彼らが
「本当にいい表情で
生きられる人生」
に寄り添っていく。

それが、
私の伴走者としての
役割だと思っている。

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