こなとカフェ こなくりや

mail magazine backnumber

メールマガジン バックナンバー

Militsaのおはなし

こんにちは。こなとカフェ こなくりや店主の大庭です。

予報では今夜から今季最長寒波が来るとか。皆様どうぞ暖かくしてお過ごしください。

さて、今回はMilitsaエキストラバージンオリーブオイルのおはなしです。(ここからエキストラバージンオリーブオイルをEVOOと表記します。)

✨   ✨   ✨   ✨   ✨

世界史を勉強された方にはお馴染み、古代にアテネと覇を競ったスパルタは、ギリシャ南部のペロポネソス半島南東部にあった都市国家でした(その故地に現在はスパルティという名前の都市があります)。山がちで痩せたこの土地に育つオリーブから、ギリシャが世界に誇る高品質のEVOOが作られます。古代から、その実は食用とオイルに、油は調理のほか身体ケアや灯りの原料に、幹は家具や器に利用され、最後は薪となるまで余すところなく暮らしに役立てられてきました。


そんなオリーブの中でも、ペロポネソス半島を代表する品種のひとつであるコロネイキ種は油分が豊富で、非常に高品質のオイルが採れることで知られています。MilitsaのEVOOが製造されるミリツァ村では昔からコロネイキ種オリーブが栽培されてきました。100年以上前からオリーブオイル作りを担うハリトス家が、栽培から収穫・搾油・小分け・輸出まで一貫して行っています。コールドプレス製法で搾油し、樽の中で3か月かけて熟成させるMilitsaエキストラバージンオリーブオイルは、ギリシャが誇る最高品質のオイルです。このオイルを輸入しているアスィナは私の30年来の友人で、この村の出身です。常にハリトス氏と連絡をとりながら、栽培状況から輸送状況まで最新の情報をアップデートしてくれます。

アスィナと知り合ったのは東京にある駐日ギリシャ大使館に勤務していた1990年代後半のこと。安いスペイン産か高額なイタリア産か、という選択肢しかなかった日本市場に最高品質のギリシャ産EVOOを広めようと精力的に活動しており、大使館もバックアップしていました。大使館内にMilitsa(当時のブランド名はNAVARINO)の大きな缶が置かれ、館員がちょいちょいと使っていたのも印象的でした。

実はギリシャは、世界でも有数のエキストラバージンオリーブオイル生産国です。特に“生産されるオリーブオイルのうちエキストラバージンが占める割合”は世界最高水準で、その品質の高さはお墨付き。とはいえ残念なことに国としてのブランド力がないため、品質に比べて安価なギリシャ産EVOOはほとんどがEU域内の各国に運ばれてブレンドされ、その国の商品として高値で流通しています。

ですからミリツァ村出身のアスィナが日本に輸入してくれているおかげで、この素晴らしいオイルが私たちの手に入るわけです。本当に、不思議なご縁に感謝です。



そんなMilitsaですが、ここ数年来の価格高騰の影響もあり、手軽な250mlの製造がなくなってしまいました。
現在お取り扱いがあるのは500mlと1000mlの二種類です。
500mlはこちらから↓

1000mlはこちらから↓

今の季節のおすすめは湯豆腐。
湯気の立つ湯豆腐をよそったら、Militsaをたっぷりかけ回し、お好きな岩塩を振って召し上がってください。
爽やかな香りと岩塩のキレのある刺激に、いつもの湯豆腐がスタイリッシュな一品に早変わりしますよ!
お試しあれ。

最後までお読みいただきありがとうございました。

メールマガジン バックナンバー

過去にお送りしたメールマガジンをバックナンバーとして公開しています。

メルマガを購読する