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メルマガお米炊飯研究所 配信No.68『お米が余りはじめた日本。いよいよ現実に』
「もっとお米のこと、知ってみませんか?」
五ツ星お米マイスター・Prof. 德永善也が
【德永善也のお米炊飯研究所】より、
「そうだったのか!」と思わずうなる
“お米のあれこれ” をお届けします。
米屋にとって一年で一番忙しい12月をなんとか乗り切り、
あっという間にお正月を迎え、気がつけばもう10日になろうとしています。
皆さま、良い年越しはできましたでしょうか。
子どもの頃は、あんなに長く感じた冬休み。
お年玉をもらって嬉しかったお正月。
それが今では、
一日、一ヶ月、一年が本当にあっという間に過ぎていきます。
年を重ねるというのは、そういうことなのかもしれません。
12月に配信した「米余り」の話も、
いよいよ現実のものとして、TVなどでも報道されるようになってきました。
相場価格は徐々に下がっていますが、
いま何より深刻なのは、米の流通現場です。
業界では
「米が動かない」
という言葉が広がっています。
売りを急ぐ業者は「損切り」という手段をとり、
利益など度外視して米を現金化する動きが、水面下で起きています。
これが、相場を押し下げている大きな要因のひとつです。
しかしこれは、
赤字でも売らなければ会社が回らない業者が出てきている
ということでもあります。
この無策な価格低下は、
流通業界を疲弊させ、
やがて生産現場のやる気を削ぎ、
未来そのものを削っていきます。
私たちの生活に置き換えてみると、こういう状況です。
今まで慎ましく暮らしていた生活が、
あるとき収入が上がり、
やっと家族で普通の生活ができるようになった。
少しの贅沢や旅行もできるようになった。
ところが、
急な経営悪化で給料が半分に戻る。
普通のサラリーマンなら、
「やってられねーよ」
と思ってしまうのも無理はありません。
いま、これから、
まさにそれが現実になろうとしています。
価格がどんどん下がれば、
生産現場も同じ気持ちになります。
私たち米業界も、生産者も、
どこかで気持ちを切り替え、
「もうちょっと頑張ってみるか」
と思える状況を作らなければなりません。
価格が下がることは、
食べる側にとっては嬉しいことです。
しかし、それにも限度があります。
今年は、
その“ちょうどいいバランス”を模索する一年になります。
消費者にも、生産者にも、流通業者にも、
それぞれ家族がいて、生活があります。
誰かが犠牲になればいい、という話ではありません。
みんなが成り立つ価格のあり方を、考えていく年になるのだと思います。
正直に言えば、
これまでの価格は、私の目から見ても少し行き過ぎでした。
では、どこまで下げられるのか。
どこまで下がるのか。
このメルマガを読んでくださっている皆さまにも、
少しだけ一緒に考えていただけたら嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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