「着物で食事に行きたいけれど、汚してしまわないか心配…」
そんな声を、教室でもよく耳にします。
少しの所作と準備を知っておくだけで、着物でのお食事はぐっと楽になります。

着物でのお食事は、「汚さない」ことよりも「慌てない」ことが大切。
基本のポイントを押さえておきましょう。
① 座るときは浅く腰かける
背もたれに深くもたれると、帯がつぶれてしまいます。
椅子の前半分に腰かけ、背筋を伸ばすのが美しい姿勢です。
② ナプキン・ハンカチの使い方
ナプキンは帯の下から膝までふんわりかけます。
なければ、大きめのハンカチやガーゼでも代用できます。
③ 袖と裾の扱いに注意
腕を動かすときは袖は反対の手で軽く押さえます。
裾は椅子に座る前に、少し持ち上げて整えておくと安心です。

💡 Miyabiyaka流ポイント
食事中は「ゆっくり」を心がけて。
落ち着いた所作は、着物姿をより美しく見せてくれます。

💡 次回予告
次回は「普段着物を楽しむための第一歩」。
特別な日でなくても着物を楽しむコツをお届けします。

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首藤ルリ子（着物スタイリスト）
日本の伝統文化を伝える着付サロン
Miyabiyaka
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Instagram：@ruri.iro8
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