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それでも、清掃バイトを続ける理由
昨日は清掃のバイトだった。
気づけば、
もう5か月ほど続けている。
家事担当で、
毎日が断捨離と大掃除――
と言ってもいいくらい
家の掃除をしている私にとって、
清掃は「得意技」でもある。
だから、苦ではない。
教員時代、
朝の校門で竹箒を持ち、
子どもたちが来る前に
落ち葉を掃いていた。
鉄工所を経営していた頃も、
毎朝いちばんに
トイレ掃除をしていた。
立場や肩書きが変わっても、
私の一日は、
いつも「掃除」から始まっていた。
もちろん、現実的な理由もある。
まだまだ琉球藍だけで
食べていけるほど、
この世界は甘くない。
だから今の私は、
駆け出しのお笑い芸人のような
ものだと思っている。
本当にやりたいことを続けるために、
別の仕事をしながら、
それでも舞台には立ち続ける。
その感覚が、どこか新鮮で、
不思議とワクワクもしている。
でも、清掃を続ける一番の理由は、
それだけではない。
私にとって掃除は、
「地に足をつける行為」でもある。
「お前は、まだ何者でもない!」
そう、自分に言い聞かせる時間。
襟を正し、目線を下げるための時間。
そして、もうひとつ。
清掃の現場には、
本当にいろいろな人がいる。
年齢も、職業も、抱えている背景も、
ばらばらだ。色んな出逢いがある。
実は私が、
「もう一度、教育で出来ることを⋯」
と思ったきっかけも、
深夜の清掃バイトで出逢った
一人の男性だった。
小学一年生の娘さんを持つ方で、
私が元教師だと知り、
「実は、相談したいことがあって…」
と声をかけてくれた。
話を聴くと、とても繊細で、
ナーバスな悩みを抱えていた。
私は、できる範囲で、
私なりの言葉をかけた。
数日後、
また同じ現場で会ったとき、
その男性は、安心した表情で
「話せてよかったです。教えて
もらったこと、試してみました。」
と話してくれた。
まさか、あの場所で、自分の
教員経験が役に立つとは――
と思ったのと同時に、
まだまだ、自分が教育でやれる
ことがあるのでは...と思った。
役職も、肩書きもない。
ただ同じ現場で、
同じように手を動かしている時間。
だからこそ、
人は心を拓くのかもしれない。
清掃は、私にとって
「初心」に戻る場所であり、
人と人が、まっすぐに出逢える
場所でもある。そんな気がする。
だから、どれだけ忙しくなっても、
たとえ数時間だけでも、
このバイトは、これからも続ける。
体力もつくから一石二鳥だ。
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