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メールマガジン バックナンバー
「着崩れない帯」は、ちょっとしたコツでつくれる
朝はきれいに結べた帯も、時間が経つと少しずつ形が崩れてくる…。
お出かけの途中で帯がゆるんでくると、気になって楽しめませんよね。
でも実は、帯を“長時間きれいに保つ”ためのコツがいくつかあるんです。
帯が崩れる原因は、「締め方の順番」と「体の動き方」にあります。
少し意識するだけで、美しい形をキープできます。
① 帯を巻くときは“しっかり締めて、緩めず整える”
一度締めた帯を緩めて形を整えると、ゆるみの原因に。
形を作るのは最後の仕上げでOK。
② 帯枕と帯山の位置を確認
帯枕が下がると、帯山(おびやま)も一緒に下がりやすくなります。
帯枕は「背中のくぼみ」より少し上に固定しましょう。
③ 背筋を伸ばして座る
背もたれにもたれると帯がつぶれやすいので、
少し浅く腰かけて背筋を伸ばすのがポイントです。
🌿 Miyabiyaka流ひとこと
帯の美しさは“姿勢”に宿ります。
正しい姿勢ができるようになると、
自然と帯も、着姿も整っていきます。
💡 次回予告
次回は「着物でのお食事マナー」。
座り方やナプキンの扱いなど、実際に役立つ所作をお届けします。
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首藤ルリ子(着物スタイリスト)
日本の伝統文化を伝える着付サロン
Miyabiyaka
ホームページ:https://tsuku2.jp/miyabiyaka
公式ライン:https://lin.ee/6M2Udls
Instagram:@ruri.iro8
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