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メールマガジン バックナンバー
焦って望む未来は、その場しのぎ。 半年かけて向き合うからこそ見える“本当の願い”
今年ももうすぐ終わりですね。
未来型個性書きかえ講座でも、ゴールを迎える方、そしてゴールの一歩手前まで進んでいる方が増えてきました。
その中で、ひとつはっきりと見えてきたことがあります。
それは、「本当の望みは、最初には現れない」ということ。
最初の願いは“入口”にすぎません
講座の最初に語られるのは、
「こうなりたい」「ここを変えたい」という、ごく自然な“入口の願い”です。
けれど、半年という時間を丁寧に重ねていくうちに、
ほとんどの方が大きな変化を遂げていきます。
その成長のプロセスの中で、
「最初に掲げた希望が、今の自分にはもう合わなくなっている」
と感じる瞬間が訪れるのです。
本当の望みは、講座の終盤でふっと現れる
興味深いことに、深い望みが姿を見せるのは、
ほとんどの方が最後の1〜2回前。
半年近くかけて心が整い、本質の声を受け取る準備が整った頃です。
このタイミングで初めて、
「実は、私が本当に望んでいたのは…」と、
ご本人すら気づいていなかった“本音”が静かに現れてきます。
それは、焦って追いかけても決して出てこないもの。
強引に引き出す必要もありません。
焦って望む未来は、その場しのぎ。
けれど、心の声が整った時に現れる未来は、
あなたの人生を根底から変えていく力を持っています。
半年かける意味──ゆっくりだからこそ辿り着ける場所
半年間向き合う講座は、ひと見すると長く感じるかもしれません。
ですが、このゆっくりした歩みこそが、本質的な変化を生みます。
トラウマを掘り返す必要はありません。
ただ、自分に正直でいられる時間を積み重ね、
セイクリッドアクティベーションで不要な重りを外し、
心に余白が生まれたとき、深い望みは自然と姿を見せてくれます。
その願いは、最初に掲げた目標よりも、
ずっと静かで、ずっと確かで、ずっとあなたらしいもの。
今「来年こそ」と感じているあなたへ
年末になると、「来年こそ新しい自分で生きたい」と感じるもの。
その感覚は、すでにあなたの内側で変化が始まっている合図です。
本当の望みは、急がずとも必ず現れます。
心の奥では、次の未来の芽が静かに動き始めているのです。
あなたが来年どんな願いを育てていくのか──
その未来は、今この瞬間から静かに開き始めています。