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“え、そうくるか!”で感性がひらく

こんにちは。
いつもメルマガを読んでくださって、ありがとうございます。


12月も半ば。
先週は「なんか面白いな」と思う瞬間、ありましたか?


ロフトや大阪大学をはじめ、多くのロゴを作成し
ポスターでも有名
無印良品のトータルデザインを手がけた
偉大なデザイナーの田中一光さんが、
昔テレビでこんなことをおっしゃっていました。


「デザイナーの楽しみは、面白いことを仕掛け、それを陰から覗いて
みんなが驚いたり喜んだりしているのを見ることなんだ。」

…もうこれ、最高じゃないですか?

誰かが「えっ、こうくるの!?」ってびっくりしてるのを、
影からこっそり見て、ニンマリしてる!

それって、サプライズを仕掛けてる時に似てるな〜って思うんです。


そんな「仕掛けの面白さ」で印象的だったのが、
アーティストの鈴木康広さんの作品。
たとえば、「軽さを測る天秤」


水中に設置された天秤に、
下から上がってくる空気がたまっていく様子は、
まさに**「え、そうくるか!」**という驚き。


空気は軽い、という常識をひっくり返して見せてくれます。
…いやもう、にやけちゃいます。


この**「ものの見方が変わる瞬間の面白さ」**って、
どうしてこんなに心を動かすんでしょう?

そもそも「面白い」という感情は、一つではありませんよね。

1. お笑いの面白さ:
  予想外の展開や、緊張からの解放による快感。
2. スポーツやゲームの面白さ:
   目標に向かって挑戦し、達成感を味わう興奮。
3. 知識欲を満たす面白さ:
   知らなかったことがつながった瞬間の納得感。

どれも私たちを夢中にさせますが、
これらは「面白い」という感情の種類分けができるのでしょうか?

私は、このすべての「面白さ」を統合する根っこに、
**「自分にはなかった新しい視点との出会い」**があると思っています。

人は、自分の視点だけでは世界を面白がりきれない。
誰かの視点や、新しい発見が、心を動かす。

田中一光さんが覗いてうれしがるのは、
まさに人々の**「視点がひっくり返る瞬間」**なのかもしれません。



AIが効率よく答えを出してくれる時代に、
「面白がる力」って、一見ムダにも見えるけど――
実は**“感性の栄養”**なのかもしれません。

面白がることは、自分の中の固定概念を揺さぶり、
感性を広げる最高のトレーニング!

もし今、何かを「面白いな」「ちょっと気になるな」と感じたら、
感性が「もっと新しい視点に出会いたいよ!」と
サインを送っている証拠かも。


自分の枠を超えて、
「え〜そうきたか〜!」って驚いたとき、
心の中で何かがポンっとはじけて、
一人でも、にやけちゃう。

楽しいのよ!これが…


だから、今日も「おもしろ!」って思える自分でいたいなと思います。
楽しんでいるうちに感性が広がるなんてサイコ~


最近、**「え、こうくるか!」**と視点をひっくり返された出来事は何でしたか?


最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
また来週も、どうぞよろしくお願いいたします。

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