琉球藍染め ai no iro festibaru

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娘から学ぶ一日。

昨日は、娘の「やりたいことに
全部付き合う日」。

手書きの“今日やりたいことリスト”
を見せてきて、
映画・雑貨屋めぐり・自転車探し
と、1日中駆け回った。

最近の娘のブームは
「シール手帳づくり」。
雑貨屋では、
一つひとつのシールについて、
嬉しそうに、
熱量高めにプレゼンしてくる。

歩いていると、
人だかりができた店があった。
私が素通りしようとした瞬間、
娘は迷わずその中へ飛び込んでいく。

「パパ!ボンボンドロップシール!」

さっき雑貨屋で
“今一番アツいシール”として
話題にしていたもの。
そこには無かったのに、
まさか別の店頭で出逢うとは。

しかもその店は、
本来シールを扱わない「服屋さん」。
それでも特設棚がつくられ、
「各種お一人様1枚まで」の
貼り紙まである。

さらに驚いたのは、
盛り上がっているのが
子どもだけでなく、
大人たちも同じ熱量で
シールを手に取り、
写真を撮ったり、
“見つけたよ!”と
電話している姿だった。

——完全に想像の外側だった。

でも、同時に嬉しくなった。

デジタルがどれだけ進化しても、
人はアナログに心を奪われる。
しかも、年齢なんて関係ない。

シールを集め・貼ることに、
人は並び、探し、夢中になる。

娘は市販のシール手帳を買わず、
紙を折り、テープを貼って、
“自作”している。

「なんで、買わずに作るの?」
と、聞いたら
「自分で作るから楽しいんじゃん」
と、当たり前のように返してきた。

胸の奥がグッと熱くなった。
この一言に、すべて詰まっていた。

人は手を動かす喜びを捨てていない。

そして気づく。

私も琉球藍染めを通じて、
それを楽しんでいて、
“アナログの極み”だと感じている。

デジタルが便利になればなるほど、
人は逆に「自分の手でつくる時間」
を求める。

だから、やんばるの自然に浸り、
琉球藍に染まる体験には価値がある。
その時間が、心を満たすのだと。

デジタルの時代だからこそ、
アナログが人を幸せにする。

その価値を、デジタルと融合させ、
より多くの人に届けていく。

娘が教えてくれた、
かけがえのない気づきだ。

それだけでない、
"人だかり"ができている場所で
「素通りする人=私」と、
「情報を掴みに行く人=娘」の
その先の未来の可能性。

普通の服屋さんが集客するために
「できることはすべてやる!」
と言った覚悟と行動。

たくさんの学びのある一日だった。

そう想うと、いつの間にか、
私も嬉しくなり、
そのシールを手に取って、
娘とレジに並んでいた。


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