琉球藍染め ai no iro festibaru

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続・質問にお答えします!

昨日に引き続き、
いただいたご質問にお答えします。

Q. どうして畑に芭蕉やバナナを
植えているのか?

A. 実は、琉球藍にとって
芭蕉やバナナは、
とても相性のいい
“パートナー植物” なんです。

理由は3つあります。

① 根っこ同士がケンカしない

琉球藍は、周囲の植物の
“根の張り方”に影響を
受けやすい繊細な植物です。
根が強い植物と一緒だと、
藍の成長が弱くなってしまいます。

その点、芭蕉やバナナの根は
やわらかく広がるタイプ。
藍を圧迫せず、
お互いの生育を邪魔しない、
心地よい距離感で共存してくれます。

② 大きな葉が“最高の日よけ”になる

琉球藍は日光は必要ですが、
直射日光は苦手。
強い日差しが続くと
葉が“焼けて”しまいます。

そこで役に立つのが、
芭蕉やバナナの大きな葉。
まるで自然のパラソルのように、
やわらかい陰をつくってくれます。

③ 使える & 食べられる⇛ここ大事!

せっかく畑に植えるなら、
「使える植物」や
「食べられる植物」 がいい。

芭蕉からは「芭蕉布」の
原料となる繊維が取れます。
そしてバナナは言わずもがな、
美味しく食べられます。

それどころか
沖縄のバナナは、本当に美味しい。

実は──
移住前、娘はスーパーで
売られているバナナを食べると
「喉が痒くなる」
と言って食べられませんでした。

でも沖縄に来て、
房ごと吊るされたバナナを
自分でもぎ取って
食べるようになりました。

理由はシンプル。
無化学肥料・無農薬で育てられ、
完熟したものを収穫できるから。

やんばるの森で実る
バナナで作るスムージーは、
本当に別格です。
自然の中で働いた身体に、
驚くほどすっと染み込みます。

藍を育てながら、
森で採れた完熟バナナを
スムージーにして味わう──
これも、やんばるならではの
豊かさです。

是非、そんな体験も、
“藍のリトリート”
で提供できればと思っております。


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