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【琉球藍】って何?
今日で、新たな琉球藍の苗を
植え付けて、一ヶ月程経つ。
少しずつ根を張り、
葉のようすも変わり始めて、
「頑張って大きくなろうとしてるな」
と、親心のような気持ちで
ほっとひと安心しています。
せっかくなので、今日は少し
【琉球藍】のことを綴ります。
琉球藍は、キツネノマゴ科の多年草。
本土で一般的なタデ科の藍とは、
まったく別の植物で、育つ環境も
性格も大きく違います。
「“藍染め”って、植物から作られて
いるんですか?」と驚かれることも
多いですが、藍の色は“生物”の力を
借りてこそ生まれる色。
だからこそ、自然と向き合う時間は
とても尊く感じます。
そんな琉球藍は、とにかく水が
大好きで、植え付け直後は特に、
たっぷり惜しみなく水を与えます。
水が足りないと、葉がしゅんと萎れて
「水、ちょうだい」と教えてくれる、
とても素直でかわいい植物です。
そのぶん、しっかり見てあげれば、
真っ直ぐ応えてくれます。
太陽の光も欠かせませんが、
直射日光は苦手。
強すぎると葉焼けしてしまうため、
昔はシークヮーサーやみかん木の下、
薄い木漏れ日のもとで育てられて
いました。
私の畑では遮光ネットに加えて、
芭蕉やバナナといった
“天然の日除け”の力も借りています。
琉球藍と、それらの植物が一緒に
育つ姿を見るたびに心が和みます。
収穫期は、雨の多い5〜6月と
10月の二期作。
沖縄では「晴れ=いい天気」ですが、
藍にとっては少し違います。
しとしと雨が降る日は、土も葉も
ゆっくり息をして、
藍が一番機嫌よく育つ日。
だから私は、雨を見ると
「今日もいい天気だなぁ」と、
自然とうれしくなります。
もし沖縄に来る機会があれば、
ぜひ“晴れと海の沖縄”だけでなく、
やんばるの“雨と緑の沖縄”も
味わってみてください。
雨に濡れたやんばるの森は、
深い青緑が揺れ、どこか神秘的で、
静かに心を満たしてくれる景色です。
そんな空気のなかで育つ琉球藍が、
どんなふうに“あお”へと
移り変わっていくのか──
いつか皆さまにも、その瞬間を
一緒に体験し、感動を分かち合えたら
嬉しいです。
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