真珠堂 アルベルゴッティ

mail magazine backnumber

メールマガジン バックナンバー

イタリア トスカーナ アレッツオ郊外にあるアルベルゴッティ男爵家のアグリツーリズムの宿泊施設の庭です

画像はFBでご覧ください。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100082401382302
イタリア トスカーナ アレッツオ郊外にあるアルベルゴッティ男爵家のアグリツーリズムの宿泊施設の庭です。
毎年訪れるというドイツ人の夫婦と午後のひと時を過ごしました。
右:前アルベルゴッティ男爵
左:前アルベルゴッティ男爵夫人
安倍誠
大窪鈴子(ジュエリーデザイナー)

アグリツーリズム(英語: agritourism)またはアグロツーリズム(英語: agrotourism)とは、都市居住者などが農場や農村で休暇・余暇を過ごすこと。日本では一般にグリーンツーリズム(和製英語:green tourism)[注 1]と呼ばれる。「グリーン」は緑の意味の他、エコロジーの意味もあるのでエコツーリズムと混同されやすいが異なる。「農村民泊」などとほぼ同義。地域行政ではアグリツーリズムによって都市と農村が交流し、地域振興が図られる[1]。
概要
グリーンツーリズムは、「緑豊かな農山漁村地域において、その自然、文化、人々との交流を楽しむ滞在型の余暇活動」、「農山漁村で楽しむゆとりある休暇」とも言いかえられる。日本の農山漁村余暇法では「農村滞在型余暇活動」を「主として都市の住民が余暇を利用して農村に滞在しつつ行う農作業の体験その他農業に対する理解を深めるための活動」と定義している[2][3]。グリーンツーリズムの基本は、農山漁村に住む人々と都市に住む人々とのふれあい、つまり都市と農山漁村との住民どうしの交流である。その媒体としては、体験、産物、生活、文化など農林水産業を中心とした生活の営みそのものといえる。
タイプ
農業と観光、食物生産とコミュニティ開発の専門誌掲載の2018年の記事は、アグリツーリズム活動を以下のいくつかのカテゴリに分類する[4]。
• 消費者への直販(例:農産物直売所、ユーピック)
• 農業教育(例:学校から農場見学)
• おもてなし(農家民泊)
• レクリエーション(狩猟、乗馬など)
• 娯楽(干し草乗り、収穫ディナーなど)
• ほとんどの農業観光客は、農場の訪問目的が果物を摘んだり、動物に餌をあげたりして時間を過ごすこと。トウモロコシの迷路をさまよったり、農場に滞在して雑用や農作業や牧場の仕事を手伝う人もある。
経済的利益
アグリツーリズムは、多くの小規模農場にとって生き残りのかかった必要手段となっており、農業経営者は経営の多角化で、収入の安定を確保しやすくなる。その根本には、アグリツーリズム活動が農作業の繁忙期ではない時期に行われ、収穫や農産品の流通とは独立した収入源をもたらすからである[5]。アグリツーリズム事業はその地域に観光客を呼び込み、周辺コミュニティにも経済的な波及効果がある点をいくつかの研究が示しており、また収入源の多様化を必要とする農村地域にとって、交流が量的に増えると有効な経済の刺激策となると考察される[6]。
発祥
ヨーロッパが発祥の地であり、アグリツーリズモ(伊)、ルーラルツーリズム(英)ともいう。思潮としてはロマン主義の影響を受けた民俗学が挙げられる。民俗学では民俗資料を継承する土地柄として農村や地方が着目され、自然と調和した生活はしばしば近代化の波に飲まれて失われようとしていたが、ツーリズムの対象として再評価された。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

メールマガジン バックナンバー

過去にお送りしたメールマガジンをバックナンバーとして公開しています。

メルマガを購読する