やまとしぐさはぐくみ伝承者の飯田真由美です。
いつもありがとうございます。

今年は各地でクマの出没が相次いでいます。
我が家の近くの公園や歩いて10分ほどの住宅街、
そして北海道神宮の隣にある円山動物園にまで、
目撃情報が相次いでいます。

最近では「またクマが出たね、怖いね」が
あいさつ代わりの言葉になってしまいました。

原因は「山の食べ物が減ったから」と言われますが
その背景には、人の暮らし方の変化があります。
昔の日本人は、「里」「山」「奥山」と暮らしの境を大切にしていました。

ここから先は山の神さまの領域——
人はお借りして生かされているという「お陰様」の心です。

今は住宅や農地が山の近くまで広がり、
自然との境（さかい）があいまいになっています。
クマの姿は、「そのことに気づいてください」という
山の神さまからのお知らせなのかもしれませんね。

自然とともに生きる感性を取り戻すこと。
それが、これからの時代に求められる「やまとしぐさ」です。

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やまとしぐさプチお稽古・飯田真由美教室では、
「型」や「道具」を通して、
今の時代に心を育む智恵をお伝えしています。


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