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発売当初は「牛乳が腐っている」と大不評!?プレーンヨーグルト受難の時代
現在、日本では誰もが知っている「ブルガリアヨーグルト」。
しかし、日本の「ブルガリアヨーグルト」も、今のように受け入れられるまでには長い歴史がありました。
このプレーンヨーグルトが、日本で初めて「明治プレーンヨーグルト」として発売されたのは、今から54年前の1971年のこと。
当時のヨーグルトは、今でいう雪印メグミルクさんの「まきばの朝」のように、甘くてプルンとしたものが、ヨーグルトの主流でした。そんな時代に、酸味が強く、おまけに甘みもついていないプレーンヨーグルトを発売したのですから、受け入れられるはずもありません。
発売当初は、「牛乳が腐っている」「すっぱすぎて食べられない」といった苦情が殺到!当時の営業担当者の方からは「そりゃあ、もうえらいこちゃでー」と、大変だった思い出を聞きました。全国で1日300個しか売れなかった日もあったというのですから、その苦労がうかがえます。
その後、地道なマーケティング活動・営業活動・製品改良を進めた結果、今日、日本の食生活に定着しました。
いわば、日本の食文化に新しい風を送ることができたというわけです。