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メールマガジン バックナンバー
立冬と秋の土用の期間
やまとしぐさはぐくみ伝承者の飯田真由美です。
情報過多の現代です。
やまとしぐさは、聖徳太子が残した古文書から
紐解いてお伝えしています。
10月20日〜11月6日までの期間が秋の土用です。
11月7日の立冬は冬の始まりです。
秋の実りが終わり
空気の中にひんやりとした気配が混じる頃
暦の上では「立冬(りっとう)」を迎えます。
冬の入口にあたるこの時期に
「秋の土用」があります。
「土用」とは、季節の移り変わりの
“間(はざま)”のこと。
土の神様が活動されるので、人は静かに過ごします。
春夏秋冬それぞれの前に約18日間あり
次の季節へと体も心も整えるための「調えの期間」です。
秋の土用は、夏の疲れを癒し
寒さに備える準備のとき。
無理をせず、食を養い
眠りを大切にすることが肝心です。
動から静へ、陽から陰へ――
自然の流れに逆らわず
ゆるやかに呼吸を整える時期。
先人たちは、この土用の間を重んじて過ごしていました。
家の中を整え
感謝の気持ちで衣替えをするのも良いですね。
立冬を迎えると
いよいよ冬の氣が満ちてきます。
冷えを防ぐ工夫をしながら
あたたかいお茶や鍋料理をいただき
心までぬくもる時間を過ごしたいものですね。
季節の変わり目こそ、やまとしぐさの心で
“自分をいたわる”ひとときを。
――古(いにしえ)の生きる知恵を
今日もあなたの暮らしに。
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