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季節をまとう楽しみ 〜衣替えの小さなきっかけ〜

朝晩の空気が少し変わると、「そろそろ衣替えかな」と感じますね。
着物も同じように、季節のうつろいに合わせて装いを変える文化があります。
洋服よりも少し早めに季節を先取りするのが、着物ならではの楽しみ方です。

着物の衣替えには、おおまかに次のような目安があります。
• 袷(あわせ)…10月〜5月
• 単衣(ひとえ)…6月・9月
• 夏物(薄物)…7月・8月
現在は徐々に気候が変わり、5月には暑くなり始め、9月でも残暑が厳しい日が続くようになりました。フォーマルな席やお茶席以外は、その日の気候に合ったものを選んでもよいでしょう。ただし、ひと目で季節の見分けがつく半衿や帯揚げは季節に合ったものを取り入れます。
半衿や帯揚げのほかに扇子やかごバッグなど、小さなアイテムで季節感を添えると、無理なく衣替えが楽しめます。

🍃Miyabiyaka流ひとこと
「暦」より「心地よさ」を優先していい。
着物を“我慢して着るもの”ではなく、
“自分を季節になじませるもの”として楽しみましょう。

💡次回予告
次回は「帯で気分を変える小さな魔法」。
同じ着物でも、帯ひとつで印象が変わる楽しみをお届けします。

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首藤ルリ子(着物スタイリスト)
日本の伝統文化を伝える着付サロン
Miyabiyaka
ホームページ:https://tsuku2.jp/miyabiyaka
公式ライン:https://lin.ee/6M2Udls
Instagram:@ruri.iro8
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