私は、母が何十年も父に無視されているのを見て育ちました。

幼い頃の私は、それが本当に苦しかったんです。

母が可哀想で、どうしたら父が母に話してくれるのか、

そんなことばかり考えていた学生時代でした。


でも、母も母で、父を拒むような態度を取っていたり、

父も父で、頑固で不器用でした。

二人の間には、言葉では説明できないほどの

“深いエネルギーの壁”がありました。

私はその空気を敏感に感じ取りながら育ちました。

そして知らないうちに、

「無視される＝大切にされていない＝愛されていない」

という“エネルギー”を、心に刻み込んでいたんだと思います。

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だから大人になっても、

冷たくされる出来事や、放っておかれるような場面を

何度も何度も繰り返して来ました。

もちろん頭では「もう嫌だ」と思っているのに、

また似たような出来事が起こる。

それは、私の中にまだ「愛されないエネルギー」が残っていて、

そのエネルギーを見つめ直すために、

現実が　“優しく教えてくれていた”　のです。

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「大切にされない」と感じる出来事の裏には、

いつも“本当の私の声”が隠れています。

「私は愛されない」

「私は後回しにされる」

「私は我慢すればいい」

そんなふうに思い込んでいた小さな私が、

まだ心の奥で、泣いたまま止まっていました。

でも、その子に向かって

「もう大丈夫。私があなたを大切にするよ」って

何度も伝えてあげると、

エネルギーが少しずつ変わっていきます。

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🌸問いかけワーク

静かに目を閉じて、心に聞いてみましょう！

「私は誰に“大切にされない”と感じてる？」

「その人は、どんなエネルギーを私に見せてくれてる？」

「その奥にいる小さな私は、なんて言ってる？」

その声を聞き取るたびに、

あなたの中のエネルギーが“愛されない”から“愛そのもの”へと変化して行きます。

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現実は、ただの映し鏡。

起きている出来事は、あなたの内側のエネルギーを

優しく見せてくれているだけ。

だからもう、

「大切にされない私」ではなく、

「自分を大切にできる私」でいましょう🌷