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メールマガジン バックナンバー
文章を書くときに陥るワナ
こんばんは。
一気に秋らしくなってきましたね!
ようやくエアコンなしですごせるようになり、
嬉しいです✨
とは言いつつも、毎日毎日、
予期しない出来事が起こる私。
今日「も」冷や汗をかきました。
幸い、毎回、なんとか解決するので
ホッ!
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指導者として、自己アピール型の入試対策や
小論文を見ていると、
多くの生徒が同じワナに陥っていることに気づきます。
それは「活動報告やあらすじを8割書いてしまう」
という現象です。
本人たちはそんな気は全くありません。
しっかりと「感想」「自己アピール」を
書いている「つもり」です。
しかし、「課題文には活動を具体的に書かなくてはならない!」
という思い込みから、
無意識のうちに「何をやったか(What)」の説明ばかりになってるのです。
いやいや、評価者が本当に知りたいのは
「何をやったか」の表面的な説明ではないのです。
知りたいのは本人の「分析力」や
「頑張った過程」「感じ方」なのです。
例えば、読書感想文では
あらすじが長々と続いても読者はうんざりします。
それよりも「この本のテーマは何か」を要約し、
「そのテーマが自分にどう影響したか」
を分析する文章が求められます。
自己アピール文も全く同じです。
活動報告をグダグダ書くのではなく
要約すること。
審査員は多忙で、
複雑な活動内容を延々と読む時間はありません。
頑張ったプロセスを増やして
読んでもらうことで
受験生の思考力、課題解決能力、人間性が
試されるのです。
例えば「リーダーとしてチームをまとめた」
という結果だけではなく、
「意見対立をどう調整したか」
「挫折をどう乗り越えたか」という
「分析と行動のプロセス」
に焦点を当てて初めて評価者に伝わります。
無意識の「説明したい衝動」を抑え込み
「要約」「分析」に集中しましょう。
それが高評価、合格への最短ルートです。