作文110番

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便利そうな裏ワザに要注意!

こんばんは。

超人づきあいが悪い私が、が、が、

珍しく友人とランチに行ってきました。

するとすると!

サプライズでデザートを頼んでくれた友人。

そのデザートとは、目玉が乗っている🎂。

リアルな目玉には大爆笑。

口に含んだらゼラチンか寒天で出来ており、

触感まで目玉そのものでした。

あ、本物の目玉を食べたことはありませんが

おそらくこんな感じだろうと💦



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「先生!国語の傍線部の答えやヒントは

必ず、前後4行にあるって塾の先生が言っていました!」
 
ある中学生徒がそう言ったとき、

私は思わずのけぞりそうになりました。



確かに小学生のうちは、

そのテクニックで

正解にたどり着けることも多いでしょう。

しかし中学生以降では、

そんな小手先の方法だけでは通用しません。



たとえば、松尾芭蕉についての問題。


「草庵における隠棲と(   )に生きた。

(   )にあてはまる、

隠棲とは逆の意味の一語を抜き出せ。」

という問いがありました。




「芭蕉=旅」という知識があれば

簡単に答えられるはず。

しかも本文中にも「旅」という言葉は

ちゃんと出てくるのですが、

何人かが正解できなかったのです。




よくよく聞くと生徒たちは

傍線の前後ばかりに注目していたことが

判明しました。

答えが見つからなければ、

本文全体を視野に入れる必要があります。



その際に大切なのは

「当てずっぽうに探す」のではなく、

キーワードや接続語、

設問の表現を手がかりにすること。




さらに、文章全体の構造を意識して、

「結論がどこに書かれているのか」

を見抜く習慣も重要です。

そのうえでテクニックを駆使すると

早く正しく解けるのです。

便利そうに見える「裏ワザ」ほど、

妄信は危険!

うまい話には裏がある?と同じです。

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