アルベルゴッティ家
当社のジュエリーブランドにその名を冠することを許されている、イタリアのトスカーナ・アレッツオで一千年以上の歴史を誇る「アルベルゴッティ家（Albergotti）」について、ご紹介します。

1. 貴族一族の歴史と現在の姿
アルベルゴッティ家は、西暦900年代にドイツのオットー1世とともにトスカーナ、アレッツォに移住したことで始まります。教会との縁が深く、司教を数名輩出し、1300年代には「バローネ（男爵）」の称号を得ました。その名は現在でもアレッツォの街中に残る通りや建物に見られます 。
現在は当主トマーゾ・アルベルゴッティ氏がワイン造りを中心としたアグリツーリズモ（農村民泊＋ワイン生産）を運営しています 。

2. ワイナリーとそのワイン
生産は Cantina dei Vini Tipici dell’Aretino というワイナリーが担っており、アレッツォ周辺の400名以上の地元ワイン生産者の協力のもとで質の高いワインが作られています 。
代表的な銘柄には以下があります：

Barone Albergotti Toscana Rosso（バローネ・アルベルゴッティ トスカーナ ロッソ）
サンジョヴェーゼ、カベルネ・ソーヴィニヨン、カナイオーロ・ネーロをブレンドしたトスカーナ赤ワイン 。
Villa Albergotti Chianti Riserva（ヴィッラ・アルベルゴッティ キアンティ リゼルヴァ）
サンジョヴェーゼ、カベルネ・ソーヴィニヨン、カナイオーロ、メルロを使用。オーク樽熟成により豊かな香りとバランスの良いドライな味わいを持ち、しっかりとした果実の酸と深い余韻が特徴です 。
Villa Albergotti Chianti Toscana（キアンティ・トスカーナ）
鮮やかなルビー色に、カシスやブラックベリー、サワーチェリーなど豊かな果実香を持ち、滑らかでフルーティ、バランスの取れた味わいです 。

エノロゴ（醸造家）は Gianni Iseppi博士 が務め品質管理にあたっています 。

アルベルゴッティ家とは
「アルベルゴッティ（Albergotti）」は、長い歴史を持つトスカーナ貴族の家系で、現在はアレッツォ郊外でアグリツーリズモを営みながら、伝統とモダン技術を融合したワイン造りを行っているブランドです。代表的なワインには バローネ・アルベルゴッティ トスカーナ ロッソ や ヴィッラ・アルベルゴッティ キアンティ リゼルヴァ などがあり、どれも果実味豊かでバランスに優れた赤ワインとして評価されています。