ツリーベル教育研究所  【すーさんの学校】

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148【すーさんの学校】導火線の法則

 学力向上と導火線を無理にこじつけた話しがあります。
勉強に火を付け、スイッチを入れる「導火(どうか)線の法則」です。
導火線(どうかせん)とは、黒色火薬を心薬とし、紙などでひも状に被覆した線のことで、端に火をつけると、一定の速度で燃え進むものです。
この導火線の頭文字の(ど)(う)(か)をとった話しです。

 【ど】 ドキドキするような授業をうけましょう。
手を上げてアウトプットする時の気持ちです。
ドキドキワクワクするような授業は、興味関心が強くなるから、面白くなるのです。
先生の授業の進め方も大事だが、自分からドキドキするように気持ちを向けることも大事です。
 【う】 うなずくことで理解する出来る事が増え、うれしくなります。
指導する立場から言っても、うなずく生徒は目に付きやすく、授業をスムーズにします。
いくら、先生の話に集中していても、なるほどという「うなずき」がなければ、インプットされにくくなります。
 【か】 感動することです。
新しい発見や理解することに感動します。
感動したことは、不思議なもので、人に伝えたくなります。
これが、大事なのです。
授業を受けるということは、知識や技能が間違いなくインプットされるはずです。
大げさかもしれないが、これが感動です。

 この三つの点(ど)(う)(か)が、結ばれた時に線となり、火が自分に点火されます。
 学校の授業に限らず、仕事でも同じです。
何かを自分のものにと吸収しようとする人は、その時点で、前向きな考え方が、すでにできているはずです。
さらに、導火線に火が付いてしまえば、何もかもが楽しくなり、インプットされます。
 楽しくわかりやすい授業をするのは、先生たちのプライドをかけた使命でもあるように思います。
授業を楽しんで、学力や技術を身に付けようと思うのは生徒です。
先生と生徒、お互いが導火線に火を付けることが大事なのでしょうね。
 先生たちだけではありません。
大人が子どもに話しをしたり、経験や体験をさせるときも同じです。
大人は、子どもたちの導火線に火が付くようなことをしてほしいし、ドキドキワクワクして、うなずきながら、感動してくれる話しや体験を経験させてほしいものです。
 「大人って仕事も遊びも楽しいぞ」って、何も言わずに子どもたちに伝えることができます。
そんな素敵な大人になりたいものですね。!(^^)!



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